ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

木津川市

  • 文字サイズ

  • ふりがな
  • やさしい日本語
  • 元に戻す
  • Language

ここから本文です

あしあと

    100年の時を超えた音を響かせて(Cafe瑠璃)

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:1944

    木津川市にいこいこ!観光担当のゆこです。
    暖かくなり、ウォーキングするのにもいい季節になりました。

    今回は、加茂の当尾(とうの)地域にある「石仏の道」と、浄瑠璃寺近くのまちかど観光案内所に登録されている喫茶店「Cafe瑠璃」をご紹介します。

    みなさん蓄音機の音を聞いたことがありますか?Cafe瑠璃には蓄音機が13台もあります。
    中には、エジソンが発明した初期の蓄音機もありました。

    それでは、ゆことなーこでお伝えする「ここスキ♡きづがわ」最終号 お楽しみください。

    100年の時を超えた音を響かせて(Cafe瑠璃)

    加茂町東南部にある当尾(とうの)地区は、四季折々の美しい山村の風景が楽しめ、「美しい日本の歴史的風土100選」にも選ばれた地域です。

    その昔、南都の僧侶が修行にうちこむため、都から少し離れたこの地で暮らしたと伝えられています。僧侶の過ごした場所が寺院になり、塔頭(たっちゅう)が多く建ち並ぶ屋根に由来し「塔尾」(とうの)と呼ばれるようになったと言われています。寺院周辺には、多くの摩崖仏(まがいぶつ)が建てられました。この当尾の石仏達は、道を行き交う人々を優しく見つめ、道しるべとなっています。

    当尾石仏マップの画像1
    当尾石仏マップの画像2

    岩船寺から浄瑠璃寺までの約2.4kmに渡る石仏の道(徒歩で約1時間)には、さまざまな石仏があります。
    今回は道の真ん中あたりにある当尾の代表的な石仏「わらい仏」を紹介します。
    この石仏は、上部に屋根石があるので、雨の影響が少なく、他のものに比べ保存状態がとてもよいです。
    3体の仏様が優しく微笑んでいました。

    わらい仏の写真

    その傍らには、ねむり仏もあります。
    他にも、一願不動の凛々しい顔立ちの不動明王立像などさまざまな石仏・石塔があります。

    東小集落中程の藪中には「藪の中三尊摩崖仏」という石仏があり、その石仏を過ぎたところに、喫茶店「Cafe瑠璃」はあります。

    Cafe瑠璃の外観写真
    Cafe瑠璃の看板の写真

    扉横のト音記号がかわいいですね。

    扉横のト音記号の写真

    Cafe瑠璃は、ずっと喫茶店を開きたいと思っていた店主が9年前にオープンしました。
    お店の扉を開けて目に入るのは、大きな蓄音機と蓄音機から伸びるラッパ型の大きなホーン。
    そしてその奥にはたくさんのレコードが並んでいます。

    店内の様子

    店内には、卓上タイプや持ち運びのできるポータブルタイプなど13台もの蓄音機があります。
    それぞれ金属フォンや木製フォン、ペーパーフォンと蓄音機の種類が違います。
    また針も鉄、竹、サボテンとあり、それぞれで音質が変わるそうです。

    蓄音機の写真1

    Cafe瑠璃にある13台の蓄音機のうち、3つの蓄音機の音を聴かせていただきました。
    まずは、1925年製の木製フォンでパイプオルガンの曲です。
    パイプオルガンのいくつもの音の重なり合いが部屋中に響き渡り、まるで本当にパイプオルガンのある空間にいるような、全身が音に包まれる感じがしました。
    同じ1925年製のペーパーフォンの蓄音機では、ピアノの曲を聴かせてもらいました。パイプオルガンの荘厳な音とは違い、やわらかい音で音の粒がはっきり聞こえ、蓄音機の「ジー」という音が心地よかったです。

    蓄音機の写真2

    蓄音機で使用するSPレコードはよくあるLPレコードとは違い、回転数が多いため片面で5分程度しか聞けません。そのため、演奏時間の長い曲はレコードの枚数がとても多くなります。
    店内には、クラシックを中心に1000枚以上あるそうです。

    レコードの写真

    そして最後に聴かせていただいた蓄音機がとても貴重なものでした。

    エジソン社の蓄音機の写真

    この蓄音機はエジソン社のものです。
    これは、円盤型のレコードよりもさらに古い、蝋管(ろうかん)と呼ばれる筒状のレコードで音を鳴らします。
    100年も昔の演奏を100年前の蓄音機で聴く、というなかなかできない体験をさせてもらいました。先ほど聴いたものと違い、レトロな音質でとても素敵なひと時でした。
    また、この蝋管レコードは針によって摩耗してしまうので、100回ほどしか再生できないそうです。
    「録音したものを再生する」というエジソンの大発明により、現在も私たちは好きな時に音楽をさまざまな空間で聞くことができるんですね。

    取材中も常連客の方々が来られ、インタビューをさせてもらいました。

    常連客の方へのインタビューについての4コマ漫画

    お店ではお食事することもできます。メニューはパンセットとピザセット、自家製プリンやコーヒーゼリーなど。
    コーヒーは、自家製焙煎したてのものを提供。豆もお店のオリジナルブレンド、店主のこだわりの一杯が楽しめます。

    パンセットの写真
    ピザセットの写真

    パンセットとピザセットについているコーヒーは、Cafe瑠璃オリジナルブレンド「瑠璃の里ブレンド」です。
    ノスタルジックな空間で音楽を聴きながらゆっくり食事をする時間は、外と時の流れ方が違うように感じて、まるで旅行に来ているかのようでした。

    自家製プリンとコーヒーゼリーの写真

    普段のバタバタした日常から解放され、美味しいコーヒーを飲みながらゆったりとした時を過ごすのはいかがでしょうか。
    Cafe瑠璃では、テイクアウトできる外のお店もあります。もしオープンしていたらラッキーですね。

    テイクアウトできるCafe瑠璃の外観写真

    天気のいい日は外で。

    また、4月には「瑠璃の里 桜まつりが開催される予定です。
    新型コロナウイルス感染症の影響で久しぶりの開催となった桜まつり。
    ぜひ行ってみてくださいね。

    瑠璃の里 桜まつりの開催チラシ

    きづがわのここがスキ

    店主「木津川市は文化財が豊富で、特に浄瑠璃寺と岩船寺が好き」とおっしゃっていました。
    この季節は近くの浄瑠璃寺もさまざまな花が咲き、庭園と花との共演は素晴らしいです。

    とても大きな木製フォンの蓄音機とエジソンが発明した最初期の蓄音機のスケッチ

    最後に

    ここまで、ここスキ きづがわ ゆことなーこのインタビュー 最終号を読んでいただきありがとうございました。
    この3月で私、ゆこが観光商工課を去ることになったため、「ここスキ きづがわ」は、今回が最終号になります。
    この企画は、私たち二人とも出身が「木津川市」ではなく、知らないことが多かったので、「木津川市」に住んでる人、「木津川市」に来た人から、「この地域の事を聞いてみたい!」という想いからスタートしました。
    さまざまな場所に行き、取材を通して、たくさんの方から「木津川市」の魅力を教えてもらいました。
    終わってしまうのが名残惜しいですが、まだまだ訪れていない木津川市の場所へ、これからも行ってみたいなと思っています。
    そして、木津川市にはまだまだ素敵な場所があります!ぜひ訪れてみてくださいね!!

    ここスキ きづがわ ゆことなーこのインタビューのロゴ画像

    Cafe瑠璃

    • 住所:加茂町東小谷ノ下10-2
    • 電話番号:0774-66-6568
    • Facebook:https://www.facebook.com/caferuri/
    • Instagram:https://www.instagram.com/cafe_ruri
    • 定休日:月曜日・火曜日
    • 営業時間:午前9時から日没まで
    • Cafe瑠璃の地図はこちら別ウィンドウで開く

    お問い合わせ

    木津川市企画戦略部観光商工課

    電話: 0774-75-1216

    ファックス: 0774-72-3900

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

    お問い合わせフォーム

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます