平成28年に発生した熊本地震では、旧耐震基準による建築物(※1)のほか、平成12年以前に建築された新耐震基準の在来軸組構法の木造住宅のうち、接合部等の規定が明確化される平成12年以前に建築された住宅についても、倒壊等の被害が見られました。
当該被害を踏まえ、(一財)日本建築防災協会において、新耐震基準で建築された木造住宅を中心に耐震性を検証する方法として、「新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法(新耐震木造住宅検証法)」(※2)をとりまとめられましたので、周知します。

 

※1 昭和56年5月以前に建築された建築物

※2 新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法の公表について(国土交通省ホームページ)