家族で取り組む地震対策
地震は突然発生します。被害を最小限にするには、日ごろの準備が大切です。家族で一度、災害時の対応について話し合ってみましょう。
家族防災会議のチェックポイント
- 家族一人ひとりの役割分担を確認しよう。
- 家具などの安全な配置と転倒防止対策を施そう。
- 屋外や家屋そのものの危険箇所をチェックしよう。
- 非常持出品の有効期限などをチェックし、必要なものは入れ替えよう。
- 家の近くの学校や公園など、災害時の避難場所を確認しよう。
- 遠くの親戚を連絡ポイントにする、またはNTT災害用伝言ダイヤル「171」を利用するなど、災害時の連絡方法を確認しよう。
非常持出品の準備
一次持出品
地震が発生して避難するときに、まず持ち出すものです。家族一人ひとりの体格や体力に合わせて(成人男子で15kg、女子で10kgが目安)、また家族が離ればなれになったときに備えて、各々のリュックサックに分けて入れておきましょう。
貴重品
現金・権利証書・預貯金通帳・免許証・健康保険証など
非常食品
カンパン・缶詰などの火を通さなくても食べられるもの、ミネラルウォーターなど
応急医薬品
絆創膏・傷薬・包帯・胃腸薬・鎮痛剤など
衣類
下着・上着の他に、タオルなど
ラジオ
予備の電池は多めに用意する。
照明器具
懐中電灯・ロウソク・マッチ・ライターなど
(懐中電灯は1人に1個、予備の電池も忘れずに)
その他
常備薬・生理用品・カイロなど。赤ちゃんがいる場合は、粉ミルクや紙おむつなど
二次持出品
被災してから復旧するまでの間、自足できるようにするものです。家族3日分を目安に準備しておきましょう。家族構成などにより、とくに必要なものがある場合はつけ加えておきましょう。
食料品
米・缶詰・レトルト食品・調味料のほかに、食器類や調理器具も準備する。缶切り・栓抜きも忘れずに。
水
飲料水は1人1日3リットルが目安。煮沸してから飲むよう注意が必要。生活用水は、風呂や洗濯機に貯水しておく。
燃料
卓上コンロや固形燃料など。卓上コンロのガスボンベは充分なストックが必要
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登録日: 2012年3月31日 /
更新日: 2021年8月12日