里山学校2月の活動(2019年2月24日)

2月24日「みもろつく鹿背山里山学校2018」の2月活動をしました。
今月の活動は、「NPO法人京都発・竹・流域環境ネット」(略称:竹ネット)の活動地を舞台に、4家族9名が参加しました。
活動内容は、午前中は里山整備の一環となる「竹林整備」を体験し、午後からは工芸品でもある「燻し竹」つくりを実施しました。

二十四節気の一つ「雨水」を過ぎ、三寒四温を繰り返して、春へ近づいているのを実感するこの季節。
朝は少し肌寒くありましたが、日中はお日さまのおかげで、里山活動には最適な日和となりました。

4月のタケノコ掘り以来の竹ネット活動地

竹林整備

まず竹林整備について説明を受けます。

現地で説明を受けた後、竹を切り出し、短く切って活動地へ。

竹を粉砕する竹チッパーの出番です。

こどもたちには見守ってもらい、親御さんたちで機械に投入していきます。

あっと言う間に粉々に。土壌改良剤などに使用できます。

続いて、竹炭つくりの説明です。

この日は灰になる前に取り出すところまで。

完全に冷ますとこのようになります。

竹炭には 脱臭や吸湿効果があります。

この日作業した竹チップと以前に作って余っていた竹炭は竹ネットさんのご好意で
参加者のみなさんで頂戴し、各家庭で利用されます。
竹林整備で伐採した竹は形を変え、様々に再利用できることを学びました。

ここで午前の活動は終了。

燻し竹つくり

昼食を済ませた後は、いよいよ燻し竹つくりに挑戦します。

好みの大きさの竹筒をつくり、竹筒の燻さない部分をシールや切り抜いた型紙を使ってデザインを描きます。

デザインが描きあがったところで本日の作業はここまで。
燻しの工程は後日、竹ネットさんに実施してもらいます。

みなさんがどんなデザインを描いてくれたのかは後日のお楽しみ。

竹ネットのみなさん、ご指導ありがとうございました。

燻し竹つくりの今後の作業

まずは、ドラム缶でつくった燻し窯で、窯内の温度が140度を超えないように調整し、2時間から2.5時間ほどかけて燻します。
温度管理を誤ると竹筒が割れてしまう、慎重さが必要な作業になります。

その後、4時間程度かけて粗熱をとり、磨き作業(ニスを塗布)をして完成になります。

完成品は次回の閉校式会場でお披露目です!

当日のスケジュール

  1. スケジュール [ 48 KB pdfファイル]
  2. 竹林整備/燻し竹つくり [ 574 KB pdfファイル]

次回の予告

次回の活動は、3月17日(日曜日)です。

いよいよ里山学校も最終回となり、シイタケの菌打ち、修了証授与と閉校式を予定しています。