みもろつく鹿背山里山学校2017 6月
里山学校6月の活動(2017年6月4日)
みもろつく鹿背山里山学校2017の6月活動は、田植え、サツマイモの植え付け、グリーンウェイブ2017植樹の三イベントと盛りだくさんでしたが、12家族・38名が参加しました。
田植え
木津北地区の鹿背山倶楽部活動地に集合した参加者は、「お米ができるまで」の資料で田んぼの基礎知識を得たのち、鹿背山倶楽部会長に苗の植え方を教わりながら、約200平方メートルの田んぼの田植えをしました。
参加者全員が田んぼに入ると混雑するので班分けをして、前半に植える家族と後半に植える家族に分かれて田植えを進めました。
いよいよ苗を手に、代かきが終わった田んぼに恐る恐る足を入れ、一列に整列して田植え開始。真っ直ぐ植わるように張られた糸には、苗の間隔が一定となるようにマークがしてあるので、これに合わせて植えます。
自分の前にあるマークの箇所に苗を植えると一歩下がり、自分の足跡を手で均して、糸が張り替えられるのを待ちます。
この作業を繰り返すこと一時間足らずで、田植えは完了しました。
先ずは先生の見本を見ます
田植えは1時間足らずで終了です
一筋目が終われば一歩下がって、移動された糸に合わせて同様に植えます
泥んこになったけど楽しいよ
すぐに習得してベテランの植え子さんに!
田植えを終えて全員でパチリ
おいしいご飯になるまでには、これから数々の作業が必要ですが、その日を楽しみに田植えを終えました。
サツマイモの植え付け
田植えで泥んこになった服を着替え、昼食を済ませたあとは、サツマイモの植え付けです。
鹿背山倶楽部のみなさんが、畝を作り、溝を切り、溝にはツルを並べて準備を整えてくれています。
坂本さんの指導でツルを手に取り、元の方からツルの茎にしっかりと土をかけます。
植え付けが完了すれば、「大きくなぁーれ」のマジックワードを唱え、如雨露で十分に水を与え完了です。
参加者の前は、すでに植え付け準備が整っています
教わった要領でツルを差していきます
大きくなーれとマジックワードを唱えながら、たっぷりと水を与えます
グリーンウェイブ2017
~子どもたちが「自然の恵み」とともにある暮らしを楽しみ
感謝できる大人に育っていくことを願って~
生物多様性条約事務局は、国連が定める国際生物多様性の日(5月22日)に、世界各地の子どもたちが学校や地域などで植樹等を行う「グリーンウェイブ」への参加を呼びかけています。
世界各地において、5月22日の午前10時(現地時間)に植樹などを行うことにより、この活動が地球上の東から西へ波のように広がっていく様子を、緑の波(グリーンウェイブ)と表現しています。
木津川市では6月4日に、枯れてしまったクヌギの大径木を伐採した広場に植樹しました。
植樹した苗木は、鹿背山に育つ木の実生から育てた「栗・クヌギ・コナラ・山桜」です。
先ずは指定された植え付け場所の穴掘り作業です
穴が掘れれば苗木を植え
ここでもマジックワードを唱えながら十分に水を与えます
ご指導をいただいた、「鹿背山倶楽部」のみなさんありがとうございました。
当日の配布資料
次回の予告
次回の活動は、7月23日(日曜日)で、里山の動植物観察と料理体験。
鹿背山元気プロジェクトのみなさんに指導を受けて活動します。