里山学校11月の活動(2016年11月13日)

 今月のテーマは、「秋を感じて食べつくす」

 

今月の里山学校は「鹿背山倶楽部」さんの指導で稲の脱穀作業と、鹿背山元気プロジェクトさんの指導で収穫したお米を使った調理を体験しました。

 

脱穀作業  

前回10月の活動で刈取り、はさがけで天日乾燥させた稲を足踏み脱穀機を使って脱穀しました。

秋晴れの快晴の下、はじめて見る足踏み脱穀機での脱穀作業。

リズミカルに足で回転ドラムを廻しながら、穂先から順に株の方向へ脱穀を進めるのですが、手元に集中すると足踏みが疎かになり、手と足のバランスを上手くとるのが難しかったですが、一束づづ脱穀を進め無事完了しました。

 

子どもたちは足踏み脱穀機に興味津々

 

      

手足のバランス感覚が問われます       きれいに脱穀できました

 

新米を食す 

脱穀作業の後は、事前に脱穀・臼引き・精米の作業をしておいた里山学校米を使用した調理です。

羽釜とダッジオーブンで新米を炊き、炊き上がった新米の一部をすり鉢でこね、団子にしてきのこ汁に入れれば、秋田名物だまこ汁の完成です。

 

      

すり鉢で炊きたてご飯をこねます       丸めて団子にします

 

  

団子をキノコ鍋に入れて完成

 

また、だまこの残りは、鉄板で焼き、胡桃入りの味噌を塗って五平餅にしました。

羽釜で炊いたご飯にはお焦げもあって、指導者の往年の青年には懐かしい味を賞味した次第です。

さて、このお焦げご飯、こども達はどのように感じたのでしょうか。

 

柿狩り

昼食の後は、鹿背山倶楽部の活動地から、柿を育てるネットワークの活動地までハイキングを楽しみ、柿狩りをしました。

 

摘み方の指導を受けた後、摘み挟みと籠を受け取り、たわわに実った柿畑へ一目散。

籠一杯の柿を収穫したあとは、早速試食です。

鹿背山の富有柿は感動物の美味しさで、みなさん大満足のようすでした。

  

 

収穫方法を聞いてます

 

         

さてどの柿を採ろうかなぁ       よく熟れて美味しそうです    

 

種を播けば芽が出る。芽が出れば花が咲き、結実し、収穫できる。

このことは何の不思議なけれども、生命は神秘です。

きっと子ども達は、このことを感じてくれたことでしょう。

 

 

盛りだくさんの一日に満足してパチリ

 

ご指導いただいた皆さま、ありがとうございました。