インフルエンザ等感染症を予防しましょう!
風邪や季節性インフルエンザ対策、新型コロナウイルス対策として、お一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。自分や周りの人が感染しないためにも、感染症対策に努めていただくようにお願いします。
感染経路
インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスなどには共通して「飛沫感染」と「接触感染」があります。
飛沫感染
感染者のくしゃみ、咳、ツバなどの飛沫と一緒にウイルスが放出され、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込むことで感染する経路のこと。
接触感染
感染者がくしゃみや咳などによりウイルスのついた手で物を触り、別の人がその物を触ることでウイルスが別の人に感染する経路のこと。
主な感染場所:電車・バスのつり革、ドアノブ、スイッチなど
感染予防のポイント1【手洗い】
様々なものに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。
正しい手洗いの方法を身につけましょう。
感染対策に効果的な手洗いのタイミングを知りましょう。
次の場面の前または後に手を洗う習慣をつけましょう。
- 公共の場所から帰った時
- 咳やくしゃみ、鼻をかんだ時
- ご飯を作る時
- ご飯を食べる時
- 病気の人のケアをした時
- 外にあるものに触った時
感染予防のポイント2【マスクの着用】
かぜ症状があり、やむを得ず外出される場合にはマスクを着用していただくようにお願いします。
- 正しいマスクの着用(引用元:厚生労働省感染対策リーフレット)
感染予防のポイント3【咳エチケット】
くしゃみや咳が出るときは、飛沫にウイルスを含んでいるかもしれませんので、次のような咳エチケットを心がけましょう。
- マスクを着用する
- くしゃみや咳をするときは、ティッシュやハンカチなどで口と鼻を覆う
- とっさの時は、袖や上着の内側で覆う
詳しくは、厚生労働省「咳エチケット」をご覧ください。
感染予防のポイント4【換気】
寒いとつい窓を閉めっぱなしにしがちですが、時々窓や扉を開けて空気を入れかえましょう。
感染予防のポイント5【鼻呼吸】
マスクの着用をしていると、知らず知らずのうちに口呼吸になっている方が多くいらっしゃいます。
鼻は天然のマスクです
鼻毛は、空気中の細菌やウイルスを取り除くフィルターの役割をしています。口呼吸では、それらが取り除かれず直接体内に入ってしまうため、かぜやインフルエンザ等の感染症にかかりやすくなります。そのため、鼻で呼吸することを意識すると感染予防に繋がると言われています。
また口を閉じているので唾液で口腔内が潤い、虫歯予防にもなります。
鼻呼吸のポイントは「舌の位置」
突然ですが、口を軽く閉じてください。その時舌先はどこにあたっていますか?
- 前歯の裏
- 上アゴから上の歯の付け根あたり
- どこにも触れていない
正しい位置は2の上アゴから上の歯の付け根あたりです。2以外の人は、舌の筋肉が衰え、舌があるべき場所より低い位置にある状態で、このような位置に従ある人は口呼吸予備軍といえます。
口周りの筋肉を鍛えましょう
舌や口周りの筋肉を鍛えると、自然と鼻呼吸ができるようになります。ぜひ次の「あいうべ体操」をやってみましょう。
- 「あー」と口を大きく開く
- 「いー」と大きく横に広げる
- 「うー」と口を強く前に突き出す
- 「べー」と慕を突き出して下に伸ばす
1から4を1セットとし、1日30セットを目安に毎日つづけましょう。
外部リンク
- 感染症情報(厚生労働省)(外部リンク)
- インフルエンザ総合ページ(厚生労働省)(外部リンク)
- 国民の皆さまへ(新型コロナウイルス感染症)(厚生労働省)(外部リンク)
- 現在の発生状況(京都府感染症情報センター)(外部リンク)
- 感染症緊急情報(京都府ホームページ)(外部リンク)
- 山城南保健所管内の感染症発生動向(京都府ホームページ)(外部リンク)
- 相楽休日応急診療所(外部リンク)