災害が発生し避難所へ避難する場合において、避難所は生活空間を多くの人が共有することから、感染防止をはじめ皆さんがとるべき必要な対策として、基本的に以下の通り、ご留意いただきますようにお願いします。

避難の考え方

避難が必要なところ

  • 地  震:自分の家が倒壊していて、住めない。
  • 風 水 害:台風(強風)で家が倒壊する恐れがある。
  • 土砂災害:自分の家が、土砂災害警戒区域内にある。
  • 洪  水:自分の家が、家屋倒壊等氾濫想定区域内にある。若しくは、洪水浸水想定区域内で垂直避難ができない。
  • 火  災:近所で火災が発生した時、自分の家にも延焼する。

避難の方法を考える。

1 在宅避難を追求しましょう。

 上記の危険な場所・住居にお住いの場合、一旦は命を守る避難が必要です。

 その後、自宅で居住が可能であれば、在宅避難を考えましょう。

 そのためにも、備蓄食料などを3日分以上は準備し、車の燃料を満タンにして備えましょう。

 また、ライフラインが復旧していなくても、衣食住が可能なように併せて準備しておきましょう。

 自宅の敷地内でのテント生活・車中泊・倉庫などの活用も考えましょう。

2 親せきや友人の家等への避難を考えましょう。
  自宅での避難生活が無理な場合、親せきや友人の家等を頼って、相談してみましょう。
  その場合、家に張り紙(行先・連絡先等)をするなど町内の方に伝えてください。
3 車中泊避難を考えましょう。
  在宅避難、親せきや友人の家等への避難は無理でも、車をお持ちの方は、車中での避難も有効です。ただし、エコノミークラス症候群や熱中症の発症に注意が必要です。
  避難場所として、洪水・浸水の恐れがない場所や、高台にある駐車可能なところなど、早めに、安全に移動できるよう、行先や移動経路を各地域ごとで、事前に考えておきましょう。
  遠くに行く場合は、家に張り紙(行先・連絡先等)をするなど町内の方に伝えてください。
4 避難所へ避難しましょう。
  上記の避難ができない方は、市が開設した指定避難所、若しくは、町内会等で計画されている集会所や公民館などに避難してください。
 

避難所への避難について

避難しようと考えている皆様

1 健康確認

 当日の体温と発熱(37.5度以上)等の症状の有無について、避難所受付で確認をいたします。

2 分散配置

 避難所では世帯単位で、間隔をとって分散していただきます。例えば、学校の体育館で離隔できない場合は、別の部屋等に分散していただきます。

3 要配慮者

 高齢者等配慮が必要な方は、避難所までの移動要領(タクシー利用等)を考えておきましょう。

 

指定避難所に避難される皆様

1 受 付
  1. 避難者に手指のアルコール消毒とマスクの着用を推奨しています。必ず手洗い後のタオル・ハンカチを携行してください。
  2. 土足禁止としていますので、お渡しする靴袋に下足を入れ、保管いただきます。(スリッパ等をお持ちください。)
  3. 健康状態を確認いたします。発熱(37.5度以上)等症状のある方は、到着時に申告いただき、一般避難者とは別の部屋にご案内します。
  4. 車いすの方は、車輪などの消毒(ふき取り)を行ってから、入場いただきます。
2 避難所内での注意等
  1. 避難所では、エアーマットと毛布1~2枚を用意していますが、その他の必要なものは、それぞれで準備してきてください。
  2. 一人当たり2平方メートルが基準ですが、状況により、2メートル以上の間隔をとっていただく場合があります。
  3. こまめに換気を行いますので、外気温と同じくらいになることから、寒暖の差に注意してください。
  4. 触ったところ(ドアノブ、椅子・テーブル、手すり等)はウエットティッシュ等で、拭き掃除していただきますのでご用意ください。
  5. マスクや使用済みのティッシュなどのごみは、袋に入れてからゴミ箱へ捨ててください。
3 避難後に体調に変化が出た方

 避難所到着以降に、体調に変化がある方は、すぐに担当職員まで申し出てください。