気温の高い7月及び8月は各地で熱中症事故が多発しています。

農作業中の熱中症による死亡者数は全国で毎年20名から30名発生しており、農作業での死亡事故のうち約1割が、熱中症での事故となっています。熱中症は7月から8月に発生数が多くなりますので、特に注意が必要です。

天気予報と体調をチェックしましょう

  • 急に暑くなる日は注意が必要です。
  • 体調不良時は、無理をしないことを心がけましょう。

涼しい服装と安全な作業環境づくり

  • 日差しを遮り、汗を逃がしやすい服装で体温を下げましょう。
  • 農作業はできる限り二人以上でしましょう。
  • ハウス等施設内では、1回あたりの作業時間を短くしましょう。
  • 施設内の風通しを良くし、涼しい作業環境を作りましょう。

20分おきに休憩&水分補給しましょう

  • 喉が渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。
  • こまめに涼しい場所で休憩しましょう。

高齢者は要注意

高齢者は若者に比べると、暑さや喉の渇きも感じにくくなっています。周囲の人も積極的に声をかけましょう。

熱中症になってしまった人への対処

  1. 涼しい場所に避難させる
  2. 衣服を脱がせ体を冷やす
  3. 水分を補給する
  4. 自力で水を飲めない、意識がない場合は、直ちに救助隊を要請する

参考