我が国の古い貨幣として知られている「和同開珎」(わどうかいちん)を鋳造していたところです。奈良時代の鋳銭司はいわば現在の造幣局に当たります。この場所からは、ハグチや坩堝のほか銅銭だけでなく銀銭も出土している。銭司(ぜず)の地名は、この鋳銭司に由来するものです。

 

所在地

木津川市加茂町銭司(ぜず)