石のカラト古墳

木津川市と奈良市の境の標高112mの丘陵緩傾斜面に築造された上円下方墳で、国の史跡名勝天然記念物に指定されています。昭和54年(1979年)に、ニュータウン建設に先立って奈良国立文化財研究所によって発掘調査がおこなわれました。
下の方形部は、一辺13.8m・高さ1.36m、上の円形部は、径9.2m・高さ1.55mで、高松塚古墳石室の退化した横口式石室を内部主体としています。
立地から平城京遷都に関係する皇族の墓ではないかといわれています。
現在築造当時の姿を復原し、公園として整備しています。

 

所在地

木津川市兜台2・奈良市神功1