木津川市地域公共交通総合連携計画(中間案)に対する意見募集結果について
平成21年1月26日から平成21年2月24日にかけて実施しました「木津川市地域公共交通総合連携計画(中間案)」に貴重なご意見をいただきありがとうございました。
意見募集を行った結果、8件のご意見が寄せられましたので、それらのご意見とご意見に対する協議会の考え方を公表いたします。
ご意見につきましては、項目ごとに整理し、適宜要約し掲載しています。
また、お寄せいただきましたご意見を考慮して、「木津川市地域公共交通総合連携計画」の策定を予定しております。
今後とも、地域公共交通に対するご理解とご協力をお願いいたします。
意見募集結果
実施時期
平成21年1月26日から平成21年2月24日まで
意見提出者数
4人
提出方法
持参 0人、郵送 2人、電子メール 1人、FAX 1人
意見数内訳
8件(提案 5件、要望 2件、質問 0件、意見 1件、その他 0件)
案に対する反映度
案の修正 0件、今後の参考 4件、盛り込み済 3件、その他 1件
木津川市地域公共交通総合連携計画(中間案)についての意見等(8件)
意見1
P1 1.地域公共交通総合連携計画に関する基本方針
意見
鉄道の方が安定的な交通機関であり、コミュニティバスの充実よりも新駅建設により鉄道網の整備を希望します。
協議会の考え方
今回の連携計画では、鉄道・バス・タクシー等の各モード間の連携について盛り込んでおります。また、鉄道に関しては、人口減少時代が到来し、今後、鉄道利用者の減少が見込まれることから、まずは既存駅舎へのアクセスの利便性向上を図りながら、鉄道網の整備につなげていくことにしたいと考えています。
意見2
P1 1.地域公共交通総合連携計画に関する基本方針
P3 4.目標を達成するために行う事業及び実施主体に関する事項
鉄道と連携したダイヤ構築について
意見
JRの発着にあわせた、連絡の時刻表を作成してください。
協議会の考え方
まず、基本方針において鉄道・バス・タクシー等の各モード間の連携について盛り込んでおり、また木津川市が抱える課題として、鉄道とバスの乗り継ぎがしにくい点を挙げております。また情報提供については、4.目標を達成するために行う事業及び実施主体に関する事項の(5)交通結節点・バス停等情報提供整備事業及び(6)公共交通利用促進活動事業において記述させて頂いているとおりであり、今後の実証運行を通じ、情報の提供に努めてまいります。
意見3
P4 4.目標を達成するために行う事業及び実施主体に関する事項
実証運行における運賃について
意見
100円から200円の値上げは財政上の問題と利用者の偏りを考えると当然であり、市民の税金を運営の補填とするのでなく、偏った利用者が少しでも担い、公平な運営をすべきだと考えます。
協議会の考え方
各地域ごとの実証運行事業計画の事業概要において、運賃については、運行費用の負担を補う程度としております。
今後も、実証運行における運賃のあり方について、協議会において議論を続けてまいります。
意見4
P4 4.目標を達成するために行う事業及び実施主体に関する事項
加茂地域コミュニティバス実証運行事業における運行回数について
意見
4往復(8便)/日程度ということでは、利用が増えにくいです。ぜひ増便を考えてください。パターンダイヤになれば、年配の方にも分かりやすく利用しやすくなると思います。
基本方針のものを目指してください。
協議会の考え方
便数については、実際の利用状況等を見ながら、協議会において検討していくこととなります。なお、この計画では現状を踏まえ、4往復(8便)/日程度という表現としています。
パターンダイヤについては、今後、協議会において参考とさせていただきます。
意見5
P4 4.目標を達成するために行う事業及び実施主体に関する事項
観光施設等との連携による取組について
意見
銭司線について、銭司聖天の駐車場が広いので、Uターン場所としてはどうか。また、土曜日・休日についても、史跡やお寺巡りの方が利用できるよう運行してほしい。
協議会の考え方
ルート、運行日については、協議会において検討していく事項となっております。
ご意見については、今後、協議会における参考とさせていただきます。
意見6
P5 4.目標を達成するために行う事業及び実施主体に関する事項
山城地域の運賃について
意見
JR線の運賃と比較すると、コミュニティバスの方が高くなっている。木津地域では100円の運行もされており、実証運行に向けて協議してほしい。
協議会の考え方
運賃の考え方については、運行費用の負担を補う程度としており、具体的な金額については、協議会での検討課題となっております。
ご意見については、今後、協議会における参考とさせていただきます。
意見7
P5 4.目標を達成するために行う事業及び実施主体に関する事項
山城地域上狛地区の運行ルートについて
意見
上狛地区の運行ルートについて検討してほしい。
協議会の考え方
具体的なルートについては、協議会での検討課題となっております。
今後、協議会における参考とさせていただきます。
意見8
P5 4.目標を達成するために行う事業及び実施主体に関する事項
コミュニティバス車両導入・ラッピング化事業について
意見
わかりやすい車輌になること、大いに結構なことだと思います。
協議会の考え方
計画に基づき、わかりやすい車輌で運行できるように、検討を続けてまいります。