在宅のひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯で慢性疾患等により不安をお持ちの人、また身体に重度の障がいのある人などに、緊急通報装置(緊急時にボタンを押すだけで通報できるシステム)を貸与し、急病などの緊急時に迅速に連絡するシステムです。

  • 機器を通じて看護師に24時間365日健康や介護に関する相談ができます。
  • 月に一度、オペレーターから安否確認のご連絡をします。

対象

緊急通報装置の貸与

次の項目のいずれかに該当する人で、その居宅に電話が設置され、慢性疾患があるなど日常生活上、常に注意を要する状態にあり、緊急時通報装置の貸与が必要な人。

  • おおむね65歳以上の高齢者のみで構成される世帯に属する人
  • 身体障害者手帳の1級又は2級を有する人
  • 京都府から養育手帳の総合判定「A」の交付を受けた人

緊急時通報用ファックス登録

  • ご自宅にファックスが設置されている身体障害者で、聴覚障害2級もしくは3級、音声機能障害3級または言語機能障害3級の人

利用の可否について

  • 申請書をご提出いただいた後、事前に訪問調査を行い、利用の可否について検討します。
  • 利用可否の決定までに2週間程度の期間が必要です。

費用

  • 設置費用は原則無料です(設置工事の際、配線工事が必要な場合は負担していただく場合があります。)。

  • ペンダント及び装置の紛失や破損にかかる復旧費用は本人負担です。 

 電話回線について(留意事項)

機器設置には、NTTの一般電話回線もしくは光回線が必要です。その他の回線については、本人の負担で対象の回線を引いていただく必要があります。

協力員

利用者から通報があった場合、安否確認の訪問をしていただくための協力員(本人のご自宅からおおむね30分以内の距離)が必要です。

 申請の方法

下記の『緊急時通報システム利用申請書』と『同意書』に、住所、氏名、必要事項を記入して、高齢介護課の窓口に申請して下さい。

 

Q:質問

耳が聞こえない場合や言葉を発することが困難な場合は、緊急通報システムを利用できるのか。

A:回答

聴覚あるいは言語に障害のある方を対象に、ご自宅のファクス機を用いて緊急通報を行うことができます。詳しくは高齢介護課までお問い合わせ下さい。