里山学校11月の活動(2017年11月12日)

11月12日「みもろつく鹿背山里山学校2017」の11月活動をしました。

 

脱穀作業

9月と10月の活動は台風来襲により止む無く中止となったので今月は4ヶ月ぶりの開催です。今回は鹿背山倶楽部の指導で稲の脱穀作業と、鹿背山の柿を育てるネットワークの活動地で柿狩りをしました。

 

先ずは、10月に刈り取り「はさがけ」で天日乾燥させた稲を、「モミ」と「稲ワラ」に別ける作業です。この作業を脱穀といいますが、足踏み脱穀機で作業を進めました。

 

秋晴れの快晴の下、はじめて見る足踏み脱穀機に子どもたちは興味津々。

リズミカルに足で回転ドラムを廻しながら、穂先から順に株の方向へ脱穀を進めるのですが、手元に集中すると足踏みが疎かになり、手・足のバランスをとるのが難かしかったですが、作業を進めるうちに慣れ作業を無事終えることが出来ました。

 

 

18日間の乾燥で水分は14%まで乾燥

 

 

はさから稲を下ろして脱穀機まで運びます

 

 

子どもたちは足踏み脱穀機に興味津々

 

 

   

手足のバランス感覚が問われます   きれいに脱穀できました

 

脱穀したモミに稲わらも混じってしまうので、手作業で取り除き作業完了です。

 

 

意外と根気のいる作業です

 

サツマイモの収穫

 脱穀作業の後は、6月に蔓を差したサツマイモ(紅あずま)の収穫です。先ず蔓を切り、続いてスコップで掘り起こします。

不順なお天気のせいか生長は思わしくないですが、なんとか収穫できるまでに生長していました。

 

     

 蔓の切り方を教えてもらいます      そして、すぐに実践です

 

 

掘り起こします

 

 

掘り起こしたイモは一箇所に集めて分配しました 

        

掘り立ての芋は、でんぷん質で美味しくないですが、2週間程度保存すれば、でんぷんが糖分に変わって美味しくなると、教えていただきました。

 

柿の収穫

 昼食の後は、鹿背山倶楽部の活動地から、鹿背山の柿を育てるネットワークの活動地まで約30分間のハイキングを楽しみ、柿狩りをしました。

  

 

 

摘み方の指導を受けた後摘み挟みと籠を受け取り、たわわに実った柿畑へ一目散。

籠一杯の柿を収穫したあとは、早速試食です。

鹿背山の富有柿は感動物の美味しさで、みんな大満足。

 

 

柿の重さで、規格外・S・M・L・2L・3Lに選別されます

 

 

     

さてどの柿を採ろうかなぁ   よく熟れて大きな柿に狙いを定めます    

 

 

    

大きな柿が収穫できてこの笑顔

 

 

収穫した柿をすぐ試食しました

 

この笑顔、美味しさが伝わります

 

 

一杯のおみやげを手に帰途につきます。おみやげがある帰りの足取りは軽いです。

 

ご指導いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

  当日の配布資料

  1. 当日のスケジュール  
  2. はさがけ米脱穀/柿の収穫  
  3. 柿ネットへのルート図  

  

次回の予告

次回の活動は、12月17日(日曜日)で、鹿背山の里山整備です。

鹿背山元気プロジェクトのみなさんに指導を受けて活動します。