里山学校2月の活動(2017年2月19日)

テーマは、「竹林を感じよう」

 

今月の里山学校は「NPO法人京都発・竹・流域環境ネット」の指導で、竹林整備体験と燻し竹つくりをしました。

 

快晴に恵まれ、春を思わせるような日差しの下、8家族19人の出席で、午前は不要な竹の間伐と玉切り、片付けの作業といった竹林整備を体験しました。

 

その後、間伐した竹の活用として、竹の消し炭つくりを見学しました。

午後は、燻し竹の工芸品つくりに挑戦です。

竹を好みの大きさに切って竹筒をつくり、燻さない部分をシールや切り抜いた型紙でデザインします。

 

燻しの工程は、竹ネットさんが後日実施してくれます。

お願いする作業は、燻し窯で2~2.5時間の燻し作業。

荒熱がとれた後の磨きの作業です。

 

完成を楽しみにしつつ、竹ネットの活動地を後にしました。

  

 

 

 

竹林整備

 

        

     一日の作業工程確認          竹林整備エリアへ移動    

 

作業内容の説明を受けた後、ヘルメットを被って、竹切り鋸を持って整備エリアへ向かいます。

 

         

      伐採方法の説明             伐採竹の搬出

 

間伐する竹は、長さ25m・重さは80Kgもあります。

指導員の見本をまねて保護者が伐採挑戦しました。

倒した竹は、こども達が玉切りで小さくして搬出します。

 

消し炭つくり

 

      

   炎が消えるまで竹を焼きます      炎が消えたらドラム缶へ

 

      

    余熱で燃え出します      燃えきらないよう蓋をして酸素を絶ちます

 

            

             冷めれば消し炭の完成です

 

 燻し竹つくり

 

    

       完成をイメージして竹筒にデザインします 

 

         

 

燻しの作業は2~2.5時間を要し、その後、冷めるまで4時間程度が必要なので里山学校ではデザインをして完了です。

 

燻し作業

最後に燻し窯の見学と、窯内の温度は140℃を超えないように調整しないと竹筒が割れてしまうなどの燻し方法の説明を受けました。

燃料にするのは間伐した竹ですが、燻しは杉の葉を使用して煙を出すそうです。

 

       

デザインした竹筒は、燻し窯にぶら下げて燻されます

 

ご指導をいただいた、「NPO法人京都発・竹・流域環境ネット」のみなさん

ありがとうございました。