避難について
日ごろ備えておくこと
身近な地域の情報を知っておきましょう
自宅は避難が必要な場所にあるのか、ハザードマップで確認しましょう。
市では、緊急避難場所と避難所を指定しています。自宅近くの集会所等も含め、あらかじめご確認ください。
家庭内で話し合っておきましょう
- 家族の行動計画
- 待ち合わせ場所
- 避難する場所
- 安否を知らせる方法
日ごろから準備しておきましょう
- 非常の持ち出し品
- 浴槽水のためおき
- 消火器の準備
- 家具の固定・寝る前の懐中電灯、携帯ラジオ、スリッパの準備
- 携帯トイレの準備(1日5回×3日分/1人)
ペットの同行避難について
動物愛護の観点、放浪動物による人への危害防止や生活環境保全の観点から、同行避難しましょう。
ペットの安全と健康を守るとともに、他の避難者への迷惑とならないようしつけと飼育マナーを守りましょう。
避難所では、飼い主の責任のもと、ペットの世話やフードの確保、飼育場所の管理などトラブルが生じないよう配慮しましょう。
自家用車での避難について
徒歩での避難が基本です。
ただし、大雨などの気象状況や要配慮者の避難移動、道路の状況などから車で移動ができる場合、指定緊急避難場所等への移動に自家用車を利用することが、適切な場合があります。
使用に当たっては、緊急車両の通行の妨げとならないように十分注意が必要です。
また、車中泊により避難生活を行う場合は、エコノミークラス症候群(※)にならないように適度の運動と水分補給を取りましょう。
※エコノミークラス症候群とは、飛行機のエコノミークラスで旅行すると、長時間狭い椅子に座ったままの状態を強いられることが多く、足の血液の流れが悪くなり、静脈の中に血の塊(静脈血栓)ができることがあり、血液の流れに乗って肺に到着し、肺の動脈を閉塞して、時には死に至る場合がある病気の事です。
指定緊急避難場所
「緊急避難場所」とは
「緊急避難場所」とは、災害が発生し、又は発生する恐れがある場合にその危険から逃れるための避難場所のことです。(指定避難所のような一時的に滞在するための施設とは違います。)
学校のグラウンド等を市で指定していますが、公園の広場、駐車場、空き地、高台(洪水時)など災害の状況に応じ、緊急避難場所としてまず命を守る場所になります。
注1 学校、公園等では、開校時又は開園時において、利用可能です。常時開いている駐車場などのフリースペースがあるところでは、利用が可能です。それ以外は、利用できる場合に、あらためて、お知らせします。
2 民間商業施設の場合、営業時間外の利用はできません。営業時間外に利用できる場合は、あらためて、お知らせします。
3 災害の危険が去った後は、ご自宅に戻られるか、もしくは、開設された避難所に移動していただくようになります。
指定避難所
「避難所」とは
「避難所」とは、災害の危険性があり避難した住民等を災害の危険性がなくなるまでに必要な期間滞在させ、又は災害により家に戻れなくなった住民等を一時的に滞在させるための施設です。開設した避難所は、防災行政無線、防災情報メール、TV、ホームページ等で伝達されます。また、災害の状況や避難者の状況により、開設する避難所を変更する場合があります。
主に小中学校等の市が管理する施設や協定締結施設を市で指定し、職員等が鍵を開けるように計画していますが、各地域や自治会等で管理されている集会所等も災害の状況に応じ、避難所として自ら開けていただくようになります。
地震発生時に開設する避難所
1.震度5強~6弱の場合
- 木津地域(8か所)
木津小学校、相楽小学校、城山台小学校、高の原小学校、相楽台小学校、木津川台小学校、梅美台小学校、州見台小学校 - 加茂地域(5か所)
- 加茂小学校、恭仁小学校、南加茂台小学校、当尾の郷会館、青少年山の家
- 山城地域(2か所)
上狛小学校、棚倉小学校
2.震度6強~7の場合
- 木津地域(11か所)
木津小学校、相楽小学校、城山台小学校、高の原小学校、相楽台小学校、木津川台小学校、梅美台小学校、州見台小学校、木津中学校、木津南中学校、木津第二中学校 - 加茂地域(6か所)
加茂小学校、恭仁小学校、南加茂台小学校、当尾の郷会館、泉川中学校、青少年山の家 - 山城地域(3か所)
上狛小学校、棚倉小学校、山城中学校
3.避難時の注意事項
地震発生から約3時間後に開設を予定。安全確認と受け入れ準備等が整うまでの間は、グラウンド等広い場所で待機いただきます。避難者の状況により、他の指定避難所を追加開設します。
台風等風水害時に開設する避難所
1.風水害時
- 木津地域(4か所)
木津小学校、相楽小学校、城山台小学校、中央交流会館(改修工事のため、令和7年2月末まで使用できません。) - 加茂地域(5か所)
加茂小学校(校舎)、恭仁小学校、南加茂台小学校、青少年山の家、当尾の郷会館 - 山城地域(3か所)
上狛小学校(校舎)、棚倉小学校(校舎)、山城中学校(校舎) - 洪水・氾濫時に追加する避難所(5か所)
高の原小学校、相楽台小学校、木津川台小学校、梅美台小学校、州見台小学校
2.土砂災害(土砂災害警戒区域等)
- 木津地域(2か所)
城山台小学校、中央交流会館(改修工事のため、令和7年2月末までは、木津小学校を代替え避難所とします。) - 加茂地域(5か所)
加茂小学校、恭仁小学校、南加茂台小学校、青少年山の家、当尾の郷会館 - 山城地域(2か所)
棚倉小学校、山城中学校
3.避難時の注意事項
風雨が強くなる前、暗くなる前など、早めの避難を心掛けてください。出遅れてしまい、避難することのほうが危険な場合は、屋内でより安全な2階などで、身の安全を確保しましょう。
福祉避難所
「福祉避難所」とは
「福祉避難所」とは、災害発生時に避難所での生活が困難な高齢者、障がい者、妊産婦などの要配慮者を受け入れるため、バリアフリー等に対応した機能を有する施設で、市と災害時協定を締結しています。
当該施設の受け入れ可能な人数等について各施設の状況を確認後、要配慮者の受け入れについて協力を得ます。一般避難者の方は入所できませんので、ご注意ください。
注1 福祉避難所は、要配慮者で学校等の避難所での生活が困難と認められる方について、福祉避難所で受け入れが可能な場合に、調整により受け入れが決まります。
2 福祉避難所へ、必ず入ることができるかは、各受け入れ福祉避難所の状況によります。まずは、開設された避難所へ来ていただくように、お願いします。
車中泊避難場所
1 指定避難所の開設と同時に使用できる車中泊避難場所
開設された指定避難所のグラウンドは車中泊避難場所として利用可能です。
2 開設時期を改めて示す車中泊避難場所
開設時期をHP等で公表した後に利用可能。また、避難のための渋滞を回避するため、地域ごと(木津、加茂、山城)に避難可能な車中泊避難場所を示す場合もあり、その際は、HP等で合わせて公表します。
車中避難場所
水害時に指定緊急避難場所に避難できない場合に、車により緊急避難し、車内で一時的に安全を確保するための場所です。
注1 風水害時、指定緊急避難場所への避難がむつかしい緊急の場合のみ使用可とします。
2 市職員の配置はありません。また、一時的な避難のため、水食料の提供はありません。
3 渋滞が発生しないよう早めに避難をお願いします。また、駐車場が満車の場合もあります。
4 エコノミー症候群や一酸化炭素中毒、熱中症の危険があるため、避難者自らが予防対策をとってください。
5 避難情報の解除が長引き、概ね一晩を超えて避難する状況の際は、最寄りの避難所へ避難してください。
6 車中避難場所で起きた事故等については、施設管理者、市は一切責任を負いません。
7 緊急時以外は、市が開設する車中泊避難場所へ避難してください。
コミュニティ防災拠点
避難所の開設・運営について
避難所は、市の職員及び施設の管理者と避難される方々が協力して開設し、避難者自身が主体となって運営するものです。
自主避難について
自主避難とは、自宅では不安を持たれる市民の方が、より安全な場所へ自主的に避難をされることを言います。自宅近くの公民館又は集会所等を利用されるか、事前に市役所危機管理課(代表電話番号:0774-72-0501)に確認してください。また、自主避難の際、食事や生活に必要なものは、ご自身で準備をお願いします。