クビアカツヤカミキリとは

  • クビアカツヤカミキリは、サクラ、モモ、ウメなどの木を食い荒らし、枯らしてしまう外来生物で、非常に繁殖力が強く、国内でも分布が拡大しています。

            (左がメス、右がオス)

京都府内でクビアカツヤカミキリ(成虫)が確認されました

  • 京都市西京区と向日市において、特定外来生物クビアカツヤカミキリの成虫が府内で初めて現地で確認されました。
  • 同種はサクラやウメなどの木を枯死するまで食い荒らす上、非常に強い拡散力を持つことから、初期防除が極めて重要であるため、被害木や成虫発見に係る通報にご協力をお願いします。

京都府内での定着を防ぐためには

  • クビアカツヤカミキリは、一度定着してしまうと根絶することが非常に難しい上に、侵入を防ぐための手立てが今のところありません。
  • 本種は木を枯らしながら、次々に周囲に広がっていきます。被害を拡大させないためには、木を切り倒し、根も引き抜き、焼却することが最も有効かつ確実な方法です。

クビアカツヤカミキリや、疑わしい痕跡を見かけた場合には

  • クビアカツヤカミキリに似たカミキリを見つけた場合は、すぐに下記の京都府自然環境保全課までお知らせください。その際、可能な限り実物や写真をご用意いただくようお願いいたします。なお、生きたまま本虫を移動することは法律で禁止されていますので、実物の場合は、踏むなどして殺虫してください。
  • 本種が侵入した木からは、5月~8月頃に、うどん状・ミンチ状の特徴的なフラス(木くずと幼虫のフンの混ざったもの)が大量に排出されます。フラスは有力な見分け方のひとつです。
  • 侵入の防止、さらには被害の拡大を防ぐためにも、速やかな通報にご協力をお願いいたします。

クビアカツヤカミキリを見かけたら、京都府自然環境保全課へご連絡を

※生産園地の場合は、京都府農産課(電話番号075-414-4959、メールアドレスnosan@pref.kyoto.lg.jp)へ。