ご家庭から出される燃やすごみ(平成27年時点)の組成調査を行ったところ、厨芥類(生ごみ等)が約45%、紙類が約34%、プラスチック類と繊維類がそれぞれ約7%を占めていました。

 

燃やすごみの中には、約68%の資源化可能物が含まれています。

特に、燃やすごみ全体の約80%を占める厨芥類と紙類の中には、「手付かず食品」(厨芥類の約12%)や「再資源化可能な紙類」(紙類の約37%)が含まれています。
ここでは、ご家庭で簡単に取り組んでいただける燃やすごみを減らす方法をご紹介します。

 

雑がみを古紙類集団回収に出して「可燃ごみを減らそう」

可燃ごみの中には、紙類が多く含まれています。特に、ティッシュやお菓子の箱、包装紙、ダイレクトメールやはがきなどの「雑がみ」が多く含まれています。雑がみも古紙類(新聞・雑誌・ダンボール・古布・紙パック)と同じくリサイクルできる資源です。もう一度ご家庭のごみ箱をのぞいて見てください、雑がみが可燃ごみとして捨てられていませんか。
雑がみは、お住まいの自治会(町内会)や子ども会、老人会、PTAなどで取り組まれている「古紙類集団回収」の日にお出しください。

地域の古紙回収促進のため、古紙類集団回収事業補助金や雑がみの分別などについて、出前講座を実施しています。ご希望の団体様は、ぜひまち美化推進課までお問い合わせください。

古紙類集団回収事業補助制度について詳しくは、古紙類集団回収事業のページをご覧ください。

生ごみをリサイクルして「可燃ごみを減らそう」

家庭から出される可燃ごみの約半分が生ごみとなっています。しかし、生ごみは古紙類と同じで、資源化・リサイクルすることができます。

「堆肥をつくりたい」
「週2回の可燃ごみの袋が重い」
「ごみを減らしたい」


このような方は、生ごみ処理容器で、堆肥づくりや生ごみの削減をしてみませんか。
市では、多くの方に生ごみ処理容器を体験していただくため、バイオ式生ごみ処理容器の無料貸出を実施しているほか、バイオ式生ごみ処理容器の購入には補助制度をご用意しています。

また、身近な材料で手軽に取り組め、生ごみを分解して消滅させてしまうダンボールコンポストの講習会を定期的に実施しています。

  ダンボールコンポスト    

    (ダンボールコンポスト)

生ごみの水切りをして「可燃ごみを減らそう」

可燃ごみの中には、水分が約50%含まれています。水切りをするとごみの減量化、腐敗や悪臭・コバエ発生の防止につながります。ちょっとした工夫やひと手間をかけていただくことで水分を減らすことができます。生ごみを出すときは「ぎゅっとひとしぼり」「乾かしてから出す」などをしていただきお出しください。