今日から実践!食品ロス削減!合言葉は「もったいない」
「食品ロス」ってなに?
本当なら食べられるのに捨てられている食品のことです。
こんなにあるよ、食品ロス
国内の食品ロスは年間632万トン(農林水産省推計)で、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(約400万トン)を大きく上回る量であり、国民一人あたりに換算すると、1日あたりお茶碗1杯分のご飯の量が捨てられている計算となります。
「もったいない」と思いませんか?
「もったいない」を合言葉に、自分ができる「食品ロス削減」を始めましょう。
家庭での食品ロスの原因は?
国内の食品ロスのうち、その半分が家庭から出ています。
家庭から出る食品ロスの理由は、次のとおりです。
- 過剰除去 食べられる部分まで過剰に除去して廃棄
- 食べ残し 食事として使用・提供されたが、食べ残して廃棄
- 直接廃棄 消費期限切れや賞味期限切れにより、使用・提供せずにそのまま廃棄
以上の順に、多く発生しています。
家庭で食品ロスを削減するには?
- 「過剰除去」を削減
野菜や果物の皮は必要以上にむかない。
野菜の皮や葉など、食べられる部分は捨てずに調理して有効活用する。 - 「食べ残し」を削減
食べられる量だけ調理する。
好き嫌いをなくして、残さず食べる。
冷蔵庫に料理を眠らせたままにせず、優先的に食べる。
作り過ぎて余った料理を他の料理に作り替え、食べきる。 - 「直接廃棄」を削減
買い物に行く前に、冷蔵庫にある食材をチェックし、買いすぎない。
ばら売りや少量パックなど、使いきることができる量を買う。
冷蔵庫に残っている古い食材から使う。
献立や料理方法に悩んだら、料理レシピサイト「クックパッド」内の「消費者庁のキッチン(公式ページ)」をご覧ください。
cookpad.com/kitchen/10421939
賞味期限と消費期限の意味を理解して買い物をする。
賞味期限を過ぎたものをすぐに捨てず、食べられるかどうか判断する。
食品ロス削減に取り組むために
「もったいない」を合言葉に、一人ひとりが普段の生活の中でできることから取り組むことで、食品ロスは確実に減ります。皆さんも自分ができることを考え、食品ロス削減にご理解とご協力をお願いします。
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登録日: 2017年3月15日 /
更新日: 2017年5月17日