木津川アートつたえ隊、ぷくまいマイのまいです!


 今回は、木津川アート2021の開催地域である「瓶原」についてです。

 

ところで、皆さん!「瓶原」って読めますか?

答えは、「み・か・の・は・ら」です。

「び・ん・は・ら」ちゃいますよ!

 

 瓶原は、万葉集にも歌われるような風光明媚な場所なんです!

740年、聖武天皇は、平城京からこの地に「恭仁京」を遷都しました。

744年に難波宮へ遷都されるまでのわずか数年の都でしたが、大仏造立の詔や墾田永年私財法が発布された歴史上重要な時期の都です。

 

ところで、墾田永年私財法って、長い名前ですけど、何故か記憶に残っているんですよねぇ。

墾田永年私財法は、「こんでええねん」って、ダジャレを言っていたあの頃が懐かしいです。

 

 2021年10月31日から11月14日まで、この跡地「恭仁宮跡」を中心に瓶原地域にアート作品が展示されます!この時期は、コスモスが見頃を迎えている頃でしょう。アートも自然も歴史もマンキツください♪

 

「恭仁宮跡」のほかにも「瓶原」には素敵な場所がいっぱいあるんですよ♪

 

瓶原の西部には、「恭仁神社」という神社があります。

恭仁宮跡ともゆかりがある神社です。

もとは菅原道真公を祭った村社天満宮で、恭仁宮跡に鎮座していた御霊神社と合併し、恭仁神社となりました。

 

キレイな朱色の鳥居をくぐり、長い参道を歩いていると、晴れた日は木々からの木漏れ日で心が浄化されるような感じがしますよ♪

 

木津川アート2021の期間中、「恭仁神社」にもアート作品が展示されます!神秘的な空間がどのようになるのでしょう!

 

 

また、瓶原の南西部に「河原恵美須神社」という神社があります。

 

 南北朝時代、後醍醐天皇が政変に失敗し、笠置山にこもった時、天皇に加勢した松浦朱雀という人物が、天皇を追ってこの地にやってきました。

 しかし、時すでに遅く、笠置山は破れており、落胆した朱雀は、瓶原に住居を構え、河原恵美須神社を氏神として祭ったといわれています。

 

 この「河原恵美須神社」にもアート作品が展示されます!

 

 例年11月は、イチョウが見頃で、とても大きくて神々しくカッコいいですよ♪イチョウの葉が落ちて、境内が黄色い絨毯で覆われたようになり、駆け回りたくなります♪

 

 

まだまだ紹介したいスポットがいっぱいありますが、今回はここまで!

木津川アート期間中、アートを楽しみながら、「瓶原」の自然や歴史も感じてください♪

 

 

木津川アート2021 回る帰る(かいき)

開催期間

2021年10月31日(日曜日)から11月14日(日曜日)

開催地域

瓶原地域