木津川アートつたえ隊、ぷくまいマイのぷくです!

 

今回は堀邸の山本茂さんを紹介します。

この堀邸は、昔住まわれていた建物を今は倉庫として使われているものでした。

倉庫として使われてはいるのですが、中に置いてあるほとんどのものが、処分するようなものだとのことで、それを整理したら使ってもいいよと承諾を得た会場です。

 

ということでそのおそうじ隊の様子から見ていただきたいと思います!

 

今回のおそうじ隊の出動は、木津川アート開催が近づいてきた10月初旬でした。

10月とはいえ暑かった…。

扉や雨戸も開けれるところは開けて処分するものを外に出していきます!

 どんどん出していきます!

どんどんどんどん出していきます!

細かいものは袋に詰める!(1番奥にいらっしゃるのが作家の山本さんです。)

おー、なかなかの量になりました。

 

そしてきれいになった堀邸がこちら!

いやー、今回もきれいにできました!


おそうじ隊員のボランティアのみなさんいつもありがとうございます!!

 

きれいになることで古民家の独特な静けさと雰囲気が心地よく気持ちのいい空間になりました。

 

それでは山本さんの作品をどうぞ!

山本茂「decade」
 

この作品は、木津川アートがスタートしてからの木津川市の写真、2016年に操業停止された石﨑織物さんの写真、2021年の開催地域である瓶原地域の写真の3部構成となっております。

 

タイトルの「decade」の意味を調べてみたところ、「10年間」という意味でした。

以下作品説明キャプションの一部です。

「回帰とはただ元通り100%過去と同じ状態に帰り着くことを言うのでは無く、その当時と今現在を比べることによって何かの『気づき』を得て、それを基にこの先何かをしたり、より素晴らしいものを生み出したりしていく行動の事を言うのではないかと考えました。」

「過去の風景と現在の風景と比べる事により、ほんの少しだけでも何かの気づきを得ていただき、この先の行動に役に立ててくださると幸いです。」

 

木津川アートがスタートしてからの10年、そして更にこれから。

過去と現在を比べ、そして未来を考える。

 

それはそのままでもいいかもしれない、そのままでいいと気づけることが大事。

すでに変化しているかもしれない、変化することが必要だったのかを気づき、更に変化する未来に気づけることが大事。

 

木津川アート2021のテーマである「回帰」。

こんなに深くテーマを捉えて消化して昇華させた作品とされているなんて!

 

現代アートどうこうでなく人生にガツンとくる内容です。

ぷくのこの先の行動にめちゃくちゃ役に立ちます!

山本さんありがとうございました!!!