髭邸
木津川アートつたえ隊、ぷくまいマイのぷくです!
今回は髭邸の城戸みゆきさんを紹介します。
展示会場の髭邸ですが、ここは数年前に瓶原地域に移住してこられたご家族がお住まいのお家です。
とても魅力的な古民家で、作家さんからも人気が高かったんですが、城戸さんの作品と、小品展「木津川ストリーム」の展示会場となりました。
小品展についてはまた後日ということで…。
城戸さんの展示場所はなんと居住スペース上の厨子二階(つしにかい)?!
そんなところを使用させていただけるなんて…。
髭さんありがとうございました!
さて、今回のその髭邸のおそうじ隊の様子から紹介します。
あれは8月の末でした…。
いつもの恭仁小学校前に集合です!
今回は人手がかなりいる見込みでしたので、ぷくのビッグボスもおそうじ隊の最終兵器として投入させていただきました!
このときは中村岳さんも滞在されており、おそうじ隊で出てくる廃材を目的ではありましたがお手伝いいただきました。
がくさんありがとうございました!
髭邸でお掃除開始前にミーティングです。
左から2人目が城戸さんですね。
小品展の展示会場でもあるため、厨子二階だけでなく倉庫などもお掃除したんですが、倉庫等はまた小品展の日記の時の紹介ということで…。
というかこれまで出てきてる厨子二階(つしにかい)って何?!と思われていますよね?
これは古い建物に見られる特徴で、天井の低い2階の部分のことを言います。(上の写真で少し見えている、白い壁の二階部分のことです。)
昔は物置や使用人の寝泊りに使われていたそうです。
さて中はどんな状態であるんでしょうか。。
突入です!!
リフォーム途中の空間から脚立で登っていきます。
このリフォームは全部大工さんでなく髭さんのDIYもしているとのこと。
すごいですね!!
トップバッターとして突入してくださったディレクターの長谷川さん。
頼りになります!!
厨子二階の様子はというと、藁の破片や塵がたくさんある状態…。
これを掃いてゴミ袋にどんどん詰めていきます。
塵が舞ってここは換気扇の壊れている焼き肉屋さんですか!?というぐらいまっ白に。
普通のマスクでなく作業用のものをつけましたが、鼻のところが真っ黒になりました。
みなさん、大変な中ありがとうございます!
髭さん、違いますよ!ぷくは記録写真を撮っているだけでさぼってなんかいませんよ!!(笑)
お掃除が終わり、キレイになった厨子二階がこちら!
おー、きれい!!
おそうじ隊のみなさん本当にお疲れ様でした!
そしてこの空間が城戸さんによりこうなりました!
城戸みゆき「かすかに、おぼろに」
ストッキングの伝線を利用したこの作品。
窓から差し込む光、上部からのライティングの光、下部からのライティングの光。
3方向から作品をライティングすることでこの厨子二階が通常とは違う特別な空間となっています。
作品により特別な空間となることで、なんと言うかこう厳かな雰囲気をぷくは感じ取っていました。
床板が傷んでもいるので、ゆっくりと歩く必要があったのですが、それもまたこの作品が創り出す空間とマッチしているような気もして。
所有者の髭さんには、お仕事の合間などご都合のつく時間はみまもり隊もやっていただいたり、敷地内にいろいろ工夫していただいたりとお世話になりました!
地域のみなさまのご協力で木津川アートは成り立っています。
本当にありがとうございました!!