木津川アートつたえ隊、ぷくまいマイのぷくです!

今回は寺子屋やぎやさんの後半ということで、志村陽子さんと〇△□(佐藤準・新開日向子)を紹介します。

 

まずは〇△□さんを紹介したいと思います。

〇△□さんは、木津川アートのオープニングイベントとして「お焚き上げ」をしていただきました。

〇△□さんは今回の作品で3つの光の作品を制作され、この「お焚き上げ」もその1つとなっています。

 

木津川アート2021初日の日曜日、未明から雨模様でお焚き上げできないか…、幸先悪いスタートになってしまうな…とうつむき加減のぷくでございましたが、開始時間が近づくにつれて…。

 

なんと雨が弱まってまいりました!

お焚き上げも予定通り実施できると!!

 

ぷくの日頃の行いがいいからですかねー。

いや、関係者のみなさま、木津川アートファンのみなさまのおかげですね、きっと!!

 

火をつける役は、瓶原地域の子どもたちです。(耐火手袋もして安全な状態です!)


お焚き上げの材料となる木材も、瓶原地域で保管されていた(埃をかぶっていた?眠っていた?(笑))木材を提供していただいたりなどで集まったものです。

 

 

しっかりとお焚き上がってくれました!


空も雲の隙間から青空が顔を覗かしてくれ、最高のスタートを切ることが出来ました。

 

さて、そんな〇△□さんのやぎやさんでの作品はというと…。

なんじゃこりゃぁぁぁー!!??!?!


倉庫の中がギラギラとした空間になっております!!

 

ぷくとマイがちょっとパリピ感が…、出てないですかね。(笑)

 

この作品は、制作期間中にやぎやさんでワークショップをされた成果物で出来上がっているとのこと。

 

どんな楽しいワークショップだったんでしょう。


ぷくも参加したらよかったです。

 

やぎやさんのぎーちゃん(やぎ)も写っています。


あれ?こっちはやーちゃんだったかな??(笑)

 

 倉庫の裏にこんな看板が…。

 

瓶原地域に灯台が出現!?
 

冒頭に3つの光の作品と書きましたが、

〇:灯台の光 △:お焚き上げ □:LEDディスプレイ

この3つで今回の作品、「〇△□の光」となります。

 

ぷくはこの3つでは□の光がお気に入りです。

普通は農機具等を入れておくような埃っぽい倉庫にギラギラとした空間を作り上げる。

そのギャップがおもしろいですねー。

 

さて、次は志村陽子さんを紹介します。

 

志村さんは、ぷくが担当になってからとても仲良くなった作家さんのお一人で、とても優しくて一生懸命で繊細な方です。

 

そんな志村さんの作品はやはり繊細で、息をのむほど細やかなものとなっております。

 

志村陽子「移ろいゆく時の中で」


やぎやさんの使われていなかった離れがこんな空間に生まれ変わるなんて。


そして庭には…。

志村陽子「シムラ草-ふたたび-」


このシムラ草は、木津川アート2018のときに制作された作品で、終了後は京都府立文化芸術会館で「月読草」として咲き続けていました。

 

つまり、恭仁京から平安京へ咲き場所を変え、そしてまた今回恭仁京に帰ってきた…。

まさにテーマである「回帰」ですね。

 

この「シムラ草」の白い花、「移ろいゆく時の中で」の赤い花ですが、瓶原地域住む人の数だけ咲かせられていました。

また、葉脈の形をした部分は紙でできているのですが、なんと瓶原地域で栽培されたお茶の葉を混ぜて漉かれたものになっています。

 

まさに地域アートとはこれだ!って感じですね。

地域のもの(特色、歴史、情勢、社会的事象)を使い、作家がインスピレーションを受けて作品が出来上がる。

 

そして少し前に書いた息をのむほど細やかとはここのことです。

紙で作られている葉脈のこの細かい形。

 

息をのむほど細やかでキレイですよね。

ぷくは息をのみすぎてお腹がぱんぱんです。