開設:昭和27年12月1日
※平成9年3月9日に「上田辺駅」から駅名改称
1日平均乗降客数:1.7千人(令和4年度)

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大御堂観音寺/京田辺市

天武天皇の勅願により義淵僧正が開基されました。聖武天皇の御願により良弁僧正が伽藍を増築し、息長山普賢教法寺と号し、十一面観音立像を安置したといいます。この像は京田辺市内で唯一国宝に指定されています。
有名な東大寺のお水取りをはじめたのが観音寺第一世の実忠和尚です。今もお水取りの松明として利用される竹が当寺から送り出されます。
本堂と庭園が周囲の里山に調和し、美しい姿を見せており、とりわけ4月には、参道の桜並木や一面に広がる菜の花ががひときわ目を引きます。
 
 
 
交通:JR三山木駅・近鉄京都線三山木駅から奈良交通バス、普賢寺バス停下車すぐ
拝観料:400円

飯岡古墳群/京田辺市

木津川のほとり飯岡丘陵は古墳の宝庫です。
車塚古墳は、4世紀後半の巨大な前方後円墳で、後円部の頂上部には竪穴式石室があり、「上殖葉王古墳(かみのえばのみここふん)」の碑があります。
この他に、薬師山古墳(写真左)、ゴロゴロ山古墳、阿弥陀山古墳、トヅカ古墳等があります。
また、ここには、穴山梅雪の墓碑があります。これは、本能寺の変の際、梅雪が、堺からここまでくる途中に徳川家康と別れ、この地で野伏に襲われ、最期を遂げたと言い伝えられています。
 
 
交通:JR三山木駅・近鉄京都線三山木駅から東北へ約2km

寿宝寺と山本駅跡/京田辺市

 

重要文化財の十一面千手観音を本尊とする文武天皇704年の創建と伝えられます。
古くは「山本の大寺」として栄えましたが、木津川の氾濫により現在の地に移りました。
隣には「山本駅旧跡」の碑が建っています。山本駅とは元明天皇が都を平城に遷した翌年の711年に交通の要所に交通事務を司る行政機関のひとつとして駅が置かれたところで、「山背国綴喜郡山本駅」(続日本紀)と記されています。

  交通:JR三山木駅・近鉄京都線三山木駅から東へ約200m

 

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