火災による消火活動で消火栓を使用する場合、火災発生箇所周辺において、一時的に水道水が濁る場合があります。

濁り水の原因

木津川市の水道水は、地下水や河川水(京都府営水道)を水源としています。河川水に比べ、地下水には鉄やマンガンなどのミネラル成分が多く含まれています。また、一般的に鉄や鋳鉄管を使用している水道管は、水道水に含まれる塩素によって水道管内部が酸化して赤錆が発生する場合があります。
そのため、鉄分などが水道管内部に長い年月をかけて付着し、火災による消火栓の使用や水道工事による断水によって、水が通常と違う流れ(急激な水圧や水量または流れの変化)になることで、管内に付着した赤錆などが剥離することで濁り水となります。

濁り水による健康への影響

濁り水の原因となる鉄分は、人体への吸収率が低く大部分が排出されます。そのため、誤って飲用しても健康上問題はありませんが、ご家庭の蛇口から濁り水が出た場合は、飲用や炊事、洗濯は控えていただきますようお願いします。

濁り水が発生した場合の対応について

水道本管で発生した濁り水は、本市にて消火栓などで強制的に排出しますが、一部皆様のご家庭の蛇口から濁り水が出る場合があります。その際は、なるべく屋外にある蛇口などから水を出し、水が綺麗になったことを確認してから使用してください。
また、屋内で水を出す場合は、エコキュートや給湯器に濁り水が入らないよう、流入バルブや元栓を閉めるなどの対応をお願いします。(エコキュートや給湯器はメーカーによって使用方法が異なりますので、取扱説明書を確認のうえ操作してください。)

濁り水の周知について

火災は、いつ、どこで発生するか分からず、火災の規模や現場の状況により使用する消火栓が変わるため、濁り水の発生を予測することができません。
また、水道工事については、工事案内のチラシやご自宅への声掛けなどで事前に周知させていただきます。しかし、漏水などの緊急修繕工事については、周知できない場合があります。
そのため、緊急突発的な濁り水に対する広報、周知については、特に夜間に発生した場合などにおいては、対応できない場合もあります。
ご理解とご協力をお願いします。

火災には十分ご注意ください。

 

 

問い合わせ先

上下水道部
京都府木津川市吐師上柏谷17-1(吐師受水場1階)
業務課    電話:0774-75-1250
工務課    電話:0774-75-1251
代表        電話:0774-72-0203
FAX:0774-72-7331
E-mail:komu_city.kizugawa.lg.jp

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