背景

 地球温暖化に起因する気候変動により、近年、世界各地で自然災害が多発し地球上の生命の脅威となっています。国内においても、台風や集中豪雨などの激甚化した気象災害に見舞われています。
 世界的な気候変動対策の会議において、2015年に合意されたパリ協定では、「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求すること」が示されました。また、2018年のIPCC特別報告書において、地球温暖化を1.5℃に抑えるためには2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることが必要であるとされています。

 国は、2020年の内閣総理大臣所信表明において、「2050年カーボンニュートラル」、「脱炭素社会」の実現を目指すことを宣言しました。

 環境省では、この目標達成のため、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロを目指すこととした地方自治体を「ゼロカーボンシティ」として、全国に表明を呼びかけています。

地方自治体における2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明の状況(環境省ホームページ)

木津川市気候非常事態・ゼロカーボンシティ宣言書

 木津川市は、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロを目標とする「ゼロカーボンシティ」の達成に向けて取り組むことを令和4年3月29日に宣言しました。

気候非常事態・ゼロカーボンシティ宣言書.pdf [ 418 KB pdfファイル]

環境大臣からのメッセージ

 木津川市の宣言をうけて、環境大臣からメッセージをいただきました。

メッセージ全文.pdf [ 225 KB pdfファイル]