新型コロナウイルス感染症の5類感染症への位置づけ変更に伴う京都府の対応について
令和5年5月8日から、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類感染症へ見直されたことに伴い、新型コロナウイルス感染症への京都府の対応が変更されました。
主な変更点としては以下のとおりですが、詳しくは京都府ホームページをご確認ください。
【新型コロナウイルス感染症】5月8日以降の対応について (京都府ホームページ)
外来診療体制について
発熱患者等を検査・診療する「外来対応医療機関※」で対応することとなります。
※医療機関数 : 1,180施設
※現在の診療・検査医療機関に、新たに対応する医療機関を追加
※同意が得られた医療機関を京都府のウエブサイトで公表
医療相談体制について
発熱相談・後遺症相談
- きょうと新型コロナ医療相談センター
- 電話:075-414-5487(24時間対応)
陽性の方に対する症状悪化時の相談
- 京都府療養者相談ダイヤル
- 電話:075-708-7159(24時間対応)
※ 陽性者の登録やプッシュ型の健康観察、生活支援物資の送付等は5月7日で終了
※ きょうと修学旅行専用24時間感染電話相談窓口は7月末(夏休み前)で終了
療養に関する取扱いについて
陽性となった場合に、外出を控えるかどうかは、以下の事項を参考に個人が判断 してください。(法律による外出自粛は求められません)
発症時等における推奨・配慮事項
- 発症後5日を経過し、かつ、症状軽快から24時間経過するまでの間は外出を控えていただく(推奨)
- その後も10日間が経過するまでは、マスクの着用や、ハイリスク者との接触は控えていただく(配慮)
※ 軽症者等の隔離を目的に運営してきた宿泊療養施設(1施設270床)は、5月7日で終了(他2施設は3月31日終了)
医療費の公費負担について
5類への位置づけ変更後は、他の疾病との公平性も考慮し、新型コロナ患者の医療費や食事代は患者負担となります。
ただし、急激な負担の増加を避けるため、 入院医療費の軽減策を実施し、高額な治療薬の公費負担も継続します。
外来医療費/入院医療費
加入している医療保険各制度に基づき、医療費の1割~3割と食事代の負担が必要
※5月8日から9月末までは、特例措置として以下の対応となります。
- 入院医療費:高額療養費制度について、自己負担の上限額を最大で2万円引下げ
- 薬剤費:新型コロナウイルス感染症治療薬は、全額公費負担
基本的な感染対策について
5類感染症への位置づけ変更に伴い、感染対策については、個人や事業者の判断に委ねることが基本となりますが、着用が効果的な場面でのマスクの着用や、手洗い等の手指衛生、換気の実施など、有効とされる基本的な感染対策に引き続き取り組んでいただきますようお願いいたします。
また、流行期において、高齢者等の重症化リスクの高い方は、換気の悪い場所や、不特定多数の人がいるような混雑した場所、近接した会話を避けることが有効(避けられない場合はマスク着用が有効)な感染対策とされています。