「Emotet」(エモテット)と呼ばれるコンピュータウイルスへの感染を目的とした攻撃メールが広く拡散しています。

この攻撃メールは、過去にやり取りをしたメールから実在の相手の氏名、メールアドレス、メールの内容の一部などを流用することで「正規のメールへの返信」を装ったり、業務上開封する必要がありそうな文章や添付ファイル名を使用するなど、巧妙に偽装されています。
中には市職員名・自治体名を騙り、以前にメールのやりとりをした方宛てに送信される可能性もあります。
不審なメール内のURLや添付ファイルを開封すると、マルウェアに感染し、更なる感染を拡大させてしまう可能性があります。
身に覚えのないメールや添付ファイル、URLなどは絶対に開かない、少しでも不審に思ったらメールの送信元に問い合わせるなど、ウイルス感染防止の対策を徹底しましょう。

対策

Emotetを含め、一般的なウイルス対策として次のような対応がお勧めです。

  • 身に覚えのないメールの添付ファイルは開かない。メール本文中のURLリンクにアクセスしない。
  • 過去にやり取りをした相手からのメールであっても、不自然な点があれば添付ファイルは開かない。
  • OSやアプリケーション、セキュリティソフトを常に最新の状態にする。
  • 身に覚えのないメールに添付されたWord文書やExcelファイルを開いた時に、マクロやセキュリティに関する警告が表示された場合、「マクロを有効にする」「コンテンツの有効化」というボタンはクリックしない。
  • メールや文書ファイルの閲覧中、身に覚えのない警告ウインドウが表示された際、その警告の意味が分からない場合は、操作を中断する。

 

「Emotet(エモテット)」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて(独立行政法人情報処理推進機構セキュリティセンター)