ポリファーマシーについて~おくすり手帳は1冊にまとめましょう~
ポリファーマシーとは
ポリファーマシーとは、複数を意味する「ポリ」、調剤を意味する「ファーマーシー」を合わせた言葉で必要以上に多くの薬や不要な薬を服用することで、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなったりしていることをいいます。(単に服用する薬の数が多いことではありません。)
ポリファーマシーを予防・解消するには、勝手にお薬をやめたり減らしたりするのではなく、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
また、お薬手帳を活用し、ご自身のお薬について理解するとともに、薬局や医療機関に薬の情報を正確に伝達することが大切です。
詳しくは、厚生労働省のホームページ「ポリファーマシーに対する啓発資材の活用について」(外部リンクにつながります。)をご覧ください。
おくすり手帳は1冊にまとめましょう
「おくすり手帳」とは、いつ、どこで、どんな薬が処方されたかを記録する手帳です。
おくすり手帳には、現在飲んでいる薬の情報のほか、過去に飲んだことのある薬の記録、病気の既往歴や副作用・アレルギー歴が記録されています。
これらは、薬剤師にとっても、服用歴と副作用、アレルギー歴からチェックできることや、飲み合わせや重複投与の防止にも役立つ非常に重要な情報です。
受診する医療機関ごと、薬局ごとに手帳を分けるのではなく、ご自身が飲んでいるお薬の情報は1冊にまとめて活用しましょう!
登録日: 2023年8月17日 /
更新日: 2023年8月22日