家族経営協定とは

家族経営協定とは、農業経営にたずさわる家族のみんなが、経営方針や役割分担、働きやすい就業環境などについて話し合い、取り決めた内容を協定書に記したものです。

家族全員が意欲とやり甲斐を持って参画できる魅力的な農業経営にするため、みんなで話し合って家族経営協定書を作成しましょう。

作成にあたっては、以下のパンフレットと参考様式をご覧ください。なお、取り決めの内容や様式は「こうしなければならない」と決まっているものではありません。家族みんなの話し合いを通じ、必要なことから一つずつ始めてみましょう。 

 

パンフレット・参考様式等

 

家族経営協定の制度上のメリット等

認定農業者制度

家族経営協定を結び、収益の配分と経営方針決定への参画を明確にしている場合、認定農業者の認定の共同申請ができるため、家族の方も認定農業者になることができます。

農業者年金

青色申告をしている認定農業者等と家族経営協定を締結して、経営に参画している配偶者、後継者に対しては、基本となる保険料(20,000 円)のうち、35歳未満の場合は5割(10,000円)、35歳以上の場合は3割(6,000円)の国庫助成が受けられます。