平成22年1月25日から平成22年2月23日にかけて実施しました「木津川市男女共同参画計画(中間案)」に対する意見募集(パブリックコメント)に貴重なご意見をいただきありがとうございました。
意見募集を行った結果、13件のご意見が寄せられましたので、それらのご意見とご意見に対する市の考え方を公表いたします。
ご意見につきましては、項目ごとに整理し、適宜要約し掲載しています。
また、お寄せいただきましたご意見を考慮して、「木津川市男女共同参画計画」を策定させていただきます。
今後とも、本市の男女共同参画の推進にご理解とご協力をお願いいたします。

意見募集結果

実施時期

平成22年1月25日から平成22年2月23日まで

意見提出者数

2人

提出方法

持参 0人、郵送 0人、電子メール 1人、FAX 1人

意見数内訳

13件(提案 7件、要望 4件、質問 2件)

案に対する意見の反映度

案の修正 3件、今後の参考 1件、盛り込み済 6件、その他 3件

 

木津川市男女共同参画計画(中間案)に対する意見等(13件)

意見1

全体に対する意見

意見

人間が人間として生きていくのに、経済的な問題で差別があると思う。バブル崩壊後、派遣労働が問題になっており、同じ仕事をしていても派遣、契約、 パートやアルバイトということで安い賃金で働かされていることで、日々の生活が不安定になっていることからいろんな矛盾が生まれてきている。初めは女性が 安い賃金で働かされていただけだったのが今では男性も同じように安くて不安定な労働条件で働かされている。このような低賃金の温床となるような派遣労働等 を改善すること。

市の考え方

ご意見の通り、新たな経済社会の潮流の中で、性別にかかわりなく生活困難を抱える人が増加しており、本市においても、国・府等との連携を図りながら、包括的にこれらの問題に対応をしているところです。
本計画では、男女共同参画の視点に立った生活困難に関わる問題として、「男は仕事、女は家庭」といった固定的な性別役割分担意識が女性の社会進出や自立を阻害することとともに、「男性が主に稼ぐべき」といった意識が男性へのプレッシャーになり、不安定な経済情勢の中、男性の自殺やうつ病が増加していることなどが挙げられます。これらの課題に対応するため、「基本目標2 男女がともにいきいきと働ける環境づくり」、「基本目標4 重点目標4―1 生涯を通じた心身の健康づくり」において、施策の方向と具体的施策をお示しします。

意見2

全体に対する意見

意見

文章中にカタカナ用語が使われているが、意味を正確に理解できるようなやさしい日本語表現をしてほしい。

市の考え方

文章の表現については極力、カタカナ用語の使用は控えていますが、同様の概念を表す適当な日本語がない場合、カタカナ用語を使用している箇所があります。意味を正確に理解していただけるように「参考資料 11.用語の解説」の中でカタカナ用語やその他、分かりにくい用語について説明を記載します。

意見3

全体に対する意見

意見

エンパワーメントの言葉の意味が不正確なのではないか。

市の考え方

本計画では、「『女性』のエンパワーメント」について焦点を絞り、女性が政治・経済・社会・家庭などあらゆる分野で、自らの意思決定のもとに行動できる力を身につけること、潜在能力を発揮することの意で使用しており、「参考資料 11.用語の解説」の中で用語の説明を記載します。男女共同参画分野においては、国や府の各種計画や資料にも同義で使用されています。

意見4

全体に対する意見

意見

障害者の表記について、そろそろ統一して見直しをはかってはと思います。障がい者とされる方がよいと思っての提案です。

市の考え方

現時点では、法律で「障害者」の表記が用いられており、本市の「障害者基本計画」及び「障害福祉計画」においても漢字の「障害者」を使用しているため、本計画においても同様の表記とさせていただきます。(平成20年に市内の全障害者手帳所有者を対象として行ったアンケート調査では、障害の表記について現行のままでよいという回答が65%、変更を希望するという回答は10%でした。)

意見5

第1章「1.木津川市の現状と男女を取り巻く状況」に関する意見  P5、6

意見

表5と表6を入れ替えた方が、全体の流れがスムーズになるように思います。

市の考え方

ご意見のとおり、「表5.短時間雇用者数及び構成比の推移」と「表6.性別賃金額の推移(全国・府)」の記載順序を入れ替えます。

意見6

第1章「2.男女共同参画の動き」に関する意見  P8から12

意見

年限を含む表記が続きます。年数を独立させた方が見やすいのでは。

市の考え方

男女共同参画に関する動きについては、時系列に沿った内容をより見やすくするように、「参考資料 10.男女共同参画推進に関する年表」を記載します。

 

意見7

第4章「重点目標1-3 あらゆる暴力の根絶」に関する意見  P24

意見

あらゆる暴力の根絶で表されていますが、児童虐待も深刻な状況でありますので、取り組みをきちんと記載したほうがいいのでは。

市の考え方

ご意見の通り、児童虐待は深刻化しており、発生予防と早期発見・対応等の取り組みをより推進していく必要があると考えています。
本計画では、「基本目標4 重点目標4―1 (1)男女の性をともに理解し、尊重しあう意識を育む啓発活動」や「重点目標4―2 (5)児童虐待防止対策の充実」の中で、児童虐待等を防止するための施策を明記します。

意見8

第4章「重点目標4-2 子育て支援の充実」に関する意見   P41

意見

子育て支援の中に、子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)の精神に基づいた施策の方向と具体的施策を検討すべきでは。

市の考え方

子どもの包括的な権利を実現・確保するために、子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)の精神に基づいた施策の充実が必要であると認識しています。
本計画では、「基本目標1 人権尊重の視点に立った男女共同参画の意識づくり」の中で、子どもの権利を含む人権全般に関する施策を盛り込んでいるほか、 「基本目標4 重点目標4―1 (1)男女の性をともに理解し、尊重しあう意識を育む啓発活動」や「重点目標4―2 (5)児童虐待防止対策の充実」の中 で、児童虐待等を防止するための施策を明記します。

意見9

第4章「重点目標4-2 子育て支援の充実」に関する意見   P41

意見

子育ては、次代を担う大きな役割を担っており、個人的で個々の家族の問題ではない。すべての子どもが平等に扱われる施策の実現が必要。

市の考え方

未来を担う子どもが夢を持って健やかに成長するよう家庭と地域、行政が一体となって子どもを育む環境づくりを進めていくため、本市では「総合計画」、「木津川市次世代育成支援地域行動計画」などで施策を明記し、次世代育成のための包括的な支援を行なっていきます。
本計画では、男女共同参画の視点に立ち、「基本目標1 重点目標1-2 男女共同参画社会を推進する教育・学習の充実」の中で、子どもたちが性別にかかわりなく平等に扱われ、個性と能力を伸ばすことのできる環境づくりのための施策を明記します。

意見10

第4章「重点目標4-2 子育て支援の充実」に関する意見   P41

意見

文章の中ではひとり親家庭と表現されているのに、ページ下の数字はひとり親世帯と表現されている。この表現の違いの理由は。

市の考え方

「ひとり親家庭」と「ひとり親世帯」の定義に違いはなく、使用している文脈に応じて使い分けています。

意見11

第4章「重点目標4-2 子育て支援の充実」に関する意見   P41

意見

ひとり親家庭の数とひとり親世帯の数には大きな差がある。誤解を招く数字なので、きちんとした説明をつけてほしい。

市の考え方

「ひとり親家庭」と「ひとり親世帯」の定義に違いはありませんが、ご意見の通り、調査方法やデータの使用目的によって「ひとり親家庭」の定義が異な ります。本計画では、「国勢調査」のデータを使用しており、その他の統計書と数値が異なることが考えられます。誤解を招くことのないように、使用データの 定義について明記するよう注釈を加えます。

(注釈)
国勢調査における「母子世帯」「父子世帯」の定義は、女(男)親と未婚の子ども(20歳未満)のみからなる世帯であり、祖父母等と同居している世帯は含み ません。なお、本市の母子家庭医療制度該当者(18歳以下の子どもを持つ母親)は508人(平成21年3月末現在)となっています。

意見12

第4章「重点目標4-2 子育て支援の充実」に関する意見  P41

意見

文章の13行目、ひとり親家庭や児童虐待の相談件数は・・・・・との表現は児童虐待が特にひとり親家庭の問題であるような誤解を招く表現のように思われる。もう少し表現方法を考えてほしい。

市の考え方

ご意見のとおり、誤解を招くことのないように、記載内容を次のとおり修正します。

修正前:
「また、ひとり親家庭や児童虐待の相談件数は、年々増加している状況にあり、ひとり親家庭に対する総合的な支援や児童虐待の防止対策の充実を図ることが求められています。」

修正後:
「また、子育てや児童虐待に関する相談件数は増加している状況にあり、児童相談事業の充実や児童虐待の防止対策の充実を図ることが求められています。」

 

意見13

第5章「7.男女共同参画の推進に関する評価指標」に関する意見  P53

意見

10年後の目標数値を上げていますが、次ページの数値もあるので、中間見直しなどは必要かと思いました。

市の考え方

本計画の「具体的施策」については、施策の成果や今後の社会情勢の変化、新たな国の施策などに柔軟に対応するため、策定から概ね5年後に中間見直しを行い、後期計画を策定する予定です。見直しの際には、施策の成果を計るため、評価指標の目標達成度についても一定の評価を行います。後期計画の策定については、「第2章 3.計画の期間」に明記します。