成長の限界の表紙の写真

それは1冊の報告書からはじまった。
大学紛争の後、大学を退職し休養中の奥田 東 元京都大学総長は、昭和47年5月にローマクラブが出した1冊の報告書「成長への限界―人類の危機」(ダイヤモンド社)に出会う。
世界の人口はどんどん増加する。しかし、食料生産はそれに伴わない。ある時期に食料不足時代がくる。
地下資源はどんどん消耗していく。
一方、地球の汚染はだんだん蓄積されていく。
その報告書には、21世紀前半には人類の生存に対して、悪い条件が3つ重なり、人類の危機がくるであろうと推測されていました。
これまでのデータを具体的な数字によって分析し、将来の危機を訴えたこの警告の書に、深い衝撃を受けた奥田氏が、学者の立場から何ができるのかということから発想したのが関西文化学術研究都市構想です。 

関西文化学術研究都市の歴史(昭和43年から昭和63年)
内容

昭和43年

 

大学紛争ピーク

昭和44年

12月

奥田 東 京都大学総長退官

昭和47年

5月

奥田 東 元京都大学総長、紛争後の休養期間中に『成長の限界―人類の危機』 (ダイヤモンド社)日本語版に出会う

昭和53年

1月

奥田 東 元京都大学総長、国土庁・文部省へ構想の相談

4月

林田京都府知事誕生

9月

「関西学術研究都市調査懇談会」(座長 奥田 東 元京都大学総長)発足

11月

「近畿圏基本整備計画」に学研都市整備の検討が盛り込まれる

11月

学研都市構想説明のため奥田 東 元京都大学総長が木津町へ来庁

12月

「関西学術研究都市調査懇談会」第1次提言

昭和54年

4月

国土庁が「近畿圏基本整備計画」に基づき、学術研究都市建設構想策定のための調査を開始

7月

「関西学術研究都市調査懇談会」第2次提言

昭和56年

3月

国土庁が京阪奈丘陵を学研都市の適地との調査結果を発表

11月

京都府「文化・学術・研究都市建設基本構想案」を発表

昭和57年

2月

「田辺・精華・木津三町文化学術研究都市建設構想行政連絡会」発足

6月

国土庁が「京阪奈丘陵における学術研究都市の基本構想」を発表

昭和58年

3月

「関西文化学術研究都市建設推進協議会」発足

4月

京都府 関西文化学術研究都市対策室設置

昭和59年

4月

京都府「関西文化学術研究都市(京都府域)建設基本計画案」発表

8月

(財)国際高等研究所(理事長 奥田東 京都大学名誉教授)設立(IIAS)

昭和60年

9月

11省庁による「関西文化学術研究都市関係省庁連絡調整会議」設立
(文部、厚生、農水、通産、運輸、郵政、建設、自治、科学技術、環境、国土)

10月

関西文化学術研究都市建設記念式
(住都・公団、祝園特定土地区画整理事業起工式)

11月

田辺・精華・木津三町がテレトピア構想のモデル都市に指定

昭和61年

3月

相楽ニュータウン街開き

3月

(株)国際電気通信基礎技術研究所設立 (ATR)

4月

同志社大学・同志社女子大学 田辺校地開校

4月

京都フラワーセンター開園

6月

「(財)関西文化学術研究都市推進機構」設立

9月

「関西文化学術研究都市建設促進議員連盟」発足

12月

近鉄木津川台ニュータウン第1期区域起工式

昭和62年

2月

京奈和自動車道(京奈道路)起工式

3月

田辺町・精華町・木津町インテリジェント・シティ指定

6月

「関西文化学術研究都市建設促進法」公布、施行 国家事業となる

9月

内閣総理大臣が「関西文化学術研究都市の建設に関する基本方針」を決定

昭和63年

3月

内閣総理大臣が「関西文化学術研究都市(京都府域)の建設に関する計画」を承認

6月

公団「学研都市整備局」発足

6月

住都公団、木津南特定土地区画整理事業起工式

10月

京都厚生年金休暇センター開所

10月

京奈道路(城陽~田辺西)、国道307号バイパス、国道163号バイパス開通

 

関西文化学術研究都市の歴史(平成元年から平成10年)
内容

平成元年

4月

(株)国際電気通信基礎技術研究所開所 (ATR)

5月

近鉄木津川台(木津町)第1期区域まちびらき

8月

(株)けいはんな設立(文化学術研究交流施設の設置・運営施設)

平成2年 

7月

(財)地球環境産業技術研究機構設立(RITE)

9月

ハイタッチ・リサーチパーク第1期(10社)開所

平成3年  

3月

パソコン通信「けいはんなネット」開局

6月

文化学術研究交流施設起工式

7月

木津町 学研対策課設置

7月

近鉄木津川台第2期区域開発許可

8月

精華台土地区画整理事業、学研記念公園都市計画決定

12月

京奈和道路(田辺西~精華下狛)開通

平成4年

1月

「関西文化学術研究都市(京都府域)の建設に関する計画」を変更

3月

(株)キネット設立

5月

光台まちびらき

5月

関西文化学術研究都市(木津町域)に立地する研究施設の審査会発足

10月

ハイタッチ・リサーチパーク(13社)総合竣工式

平成5年

3月

京奈道路(精華下狛~山田川)開通

4月

けいなんなプラザ(文化学術交流施設)開所

4月

奈良先端科学技術大学院大学開校

6月

キャノン(株)エコロジー研究所開所

6月

(株)キネット、CATV開局

8月

「勤労体験プラザ(仮称)」建設計画発表

10月

(財)国際高等研究所(IIAS)開所

10月

高山サイエンスプラザ完工式

10月

新世代通信網パイロットモデル事業実験センター起工式

11月

(財)地球環境産業技術研究機構(RITE)開所

11月

松下電器産業(株)中央研究所竣工

平成6年

3月

相楽土地区画整理事業終了

4月

同志社大学工学部(田辺校地)開校

7月

新世代通信網プロジェクト開始

9月

「けいはんな学研都市フェスティバル94」開催(9月23日~11月20日)

10月

関西文化学術研究都市 都市びらき

10月

関西文化学術研究都市 セカンドステージ・プラン推進委員会発足

10月

木津南特定土地区画整理事業一部供用開始

12月

国立国会図書館 関西館(仮称)立地決定

平成7年

4月

京都府立関西文化学術研究都市記念公園(けいはんな記念公園)開園

5月

バイエル薬品(株)中央研究所竣工

7月

京セラ(株)中央研究所竣工

8月

田辺・精華・木津三町がエコシティに指定される

平成8年

4月

光量子科学研究センター(仮称)立地決定

4月

参天製薬(株)RDセンター眼科研究所竣工

4月

セカンド・ステージ・プラン推進委員会から国土庁へ答申

7月

セカンド・ステージ・プラン事業推進会議設置

8月

南田辺北地区土地区画整理事業都市計画決定

平成9年

2月

木津中央地区事業認可

3月

木津南地区(ハーモニーヒルズ木津)街開き

4月

「学研都市建設に関する基本方針」変更(内閣総理大臣決定)

4月

京都府農業資源研究センター及び京都府立大学農学部附属農場開所

4月

京田辺市市制施行

7月

光量子科学研究センター着工

平成10年

3月

NTT西日本京阪奈ビル開所

5月

セカンド・ステージ・プラン事業推進会議、「セカンド・ステージ・プランの実現化を目指して」発表

11月

国立国会図書館 関西館(仮称)着工

      

                             関西文化学術研究都市の歴史(平成11年から平成26年1月)

内容

平成11年

6月

日本原子力研究所 関西研究所 光量子科学研究施設完成

7月

地方分権一括法により「関西文化学術研究都市建設促進法」を改正

9月

「関西文化学術研究都市の建設に関する基本方針」の変更を内閣総理大臣が決定

12月

中央省庁等改革施行一括法により「関西文化学術研究都市建設促進法」を改正

平成12年

4月

京奈和自動車道(京都府域)全面開通

11月

RITE第2実験棟竣工

平成13年

1月

中央省庁再編により「関西文化学術研究都市建設推進室」が国土庁大都市圏整備局から国土交通省都市・地域整備局へ

4月

セカンド・ステージ・プラン事業推進会議、「けいはんな新世紀戦略プログラムを公表」

5月

バイエル薬品合成化学研究棟竣工

7月

きっづ光科学館ふぉとん開館

10月

アタカ工業株式会社環境研究所竣工

平成14年

6月

日本原子力研究所ITBL棟開所

10月

国立国会図書館関西館開所

平成15年

3月

「私のしごと館」精華西木津地区にプレオープン

5月

オムロン京阪奈イノベーションセンタ開所

10月

「私のしごと館」グランドオープン

平成16年

4月

独立行政法人情報通信研究機構(NICT)発足

9月

関西文化学術研究都市の明日を考える懇談会設置(5回開催)

9月

都市計画道路「柘榴東畑線」開通

11月

関西文化学術研究都市「都市びらき10周年」記念式典

12月

京都府学研都市新時代プラン策定

平成17年

3月

関西文化学術研究都市の明日を考える懇談会 提言

4月

けいはんな新産業創出・交流センター開所

4月

京都府花と緑の空間 花空間けいはんな リフレッシュオープン

7月

けいはんな学研都市知的特区「ロボット公道実験円滑化事業」認定

8月

近鉄京都線三山木駅新駅舎・高架化工事完成

8月

関西文化学術研究都市サード・ステージ・プラン策定委員会設置(3回開催)

11月

関西文化学術研究都市と北京市中関村科技園区との交流協定締結

11月

ネットワークロボット公道走行実証実験

平成18年

2月

相楽台小学校でロボット実証実験

3月

関西文化学術研究都市サード・ステージ・プラン ~学研都市の新たな展開を目指して~ 答申

3月

近鉄「けいはんな線」開業

3月

関西文化学術研究都市(京都府域)建設計画変更

11月

同志社大学学研都市キャンパス開校

11月

関西文化学術研究都市サード・ステージ推進会議設置

12月

D-egg(同志社大学連携型起業家育成施設)開所



平成19年

 

3月

木津川市制施行

4月

関西文化学術研究都市の建設に関する基本方針変更

7月

商業施設内で案内ロボット実証実験

10月

「科学のまちの子どもたち」プロジェクト発足

12月

株式会社けいはんな 民事再生手続き開始

12月

独立行政法人整理合理化計画閣議決定




平成20年

 

3月

三山木地区特定土地区画整理事業「三山木駅前広場」供用開始

3月

私のしごと館のあり方検討会設置

4月

独立行政法人情報通信研究機構「けいはんな研究所」新設

5月

南田辺北特定土地区画整理事業「同志社山手」まちびらき

5月

ユビキタス特区事業(観光、環境2事業)採択

6月

都市計画道路山手幹線(京田辺市薪工区)開通

8月

関西文化学術研究都市(京都府域)の建設に関する計画変更

12月

「雇用・能力開発機構の廃止について」閣議決定



平成21年

1月

「けいはんな学研都市活性化促進協議会」発足

3月

木津南地区特定土地区画整理事業換地処分(州見台、梅美台)事業完了

4月

私のしごと館に係る建物等の有効活用検討会設置

9月

旧京都厚生年金休暇センター施設等を学校法人同志社が取得

12月

京都府「けいはんなエコシティ推進プラン」策定

第二京阪道路(巨椋池~門真)の全線開通



平成22年

3月

学研3府県8市町「けいはんな地域広域基本計画」策定

環境省「チャレンジ25地域づくり事業」採択

4月

経済産業省「次世代エネルギー・社会システム実証地域」選定

6月

国土交通省「環境対応車を活用したまちづくりに関する実証実験地域(超小型モビリティの利活用)」選定

8月

経済産業省へ「次世代エネルギー・社会システム実証事業」マスタープランを提出

9月

同志社大学(多々羅キャンパス)開校


平成23年

2月

「同志社山手エネルギー見える化実証プロジェクト」スタート

「チャレンジ25地域づくり事業」に係るけいはんなプラザ、同志社大学京田辺キャンパス及びセブン・イレブン木津州見台1丁目店の省エネ改修工事完成

4月

同志社大学付属同志社国際学院初等部開校

京都府立大学産学公連携研究拠点施設開所

6月

京都力結集エコ住宅「京エコハウス」オープン

12月

「関西イノベーション国際戦略総合特区」指定

平成24年

3月

「京都首都機能バックアップ方策検討委員会」発足

5月

木津中央地区土地区画整理事業「城山台」まちびらき

平成25年

4月

「けいはんなe2未来スクエア」オープン

5月

関西文化学術研究都市(京都府域)の建設に関する計画変更

8月

都市計画道路山手幹線(下狛工区)開通

12月

「けいはんなe2未来都市創造プラン」策定

12月

「けいはんなe2未来まなびパーク」オープン

平成26年

1月

けいはんなオープンイノベーション拠点整備ステアリングコミッティ